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イザベル・ユペールと伊原剛志が日本を巡る「不思議の国のシド二」場面写真 神戸の街並み、直島の海岸も

2024年11月20日 12:00

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日本を舞台にした物語に期待が膨らむ
日本を舞台にした物語に期待が膨らむ
(C)2023 10:15! PRODUCTIONS / LUPA FILM / BOX PRODUCTIONS / FILM-IN-EVOLUTION / FOURIER FILMS / MIKINO / LES FILMS DU CAMÉLIA

イザベル・ユペールが主演し、日本で撮影された映画「不思議の国のシド二」の場面写真が公開された。

夫を亡くし、喪失感を抱えるフランスの女性作家シドニが、日本人編集者の溝口とともに日本各地を旅する中で、さまざまな未知の経験を経ながら、新たな人生の一歩を踏み出していく姿を軽やかにつづった人間ドラマだ。寡黙な溝口に案内され、日本の読者と対話しながら、桜の季節に京都、奈良、直島へと旅をするシドニ。そんな彼女の前に、亡くなった夫アントワーヌの幽霊が現れる。

シドニをユペール、シドニと全編フランス語で会話し、深い喪失を共有する編集者の溝口健三役には、国際派俳優の伊原剛志。そしてシドニの最愛の夫アントワーヌの幽霊役をアウグスト・ディールが演じた。

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日本を舞台にした本作では、京都、奈良、神戸、直島といった場所でのロケを敢行。青空に映える満開の桜や、鹿が草を食む奈良公園、苔庭の法然院など、日本に住む私たちから見ても魅力的な風景が次々に映し出される。本作を作り上げたフランス人監督のエリーズ・ジラールは、日本との出会いについて「2013年、日本の配給会社に招待されました。1週間滞在し大阪、京都、東京に行きました。それがアジアの国での初めての経験です。それほど長い滞在ではありませんでしたが、私にとってはとても重要で、深い感動がありました。この旅で私は信じられないほど豊かで新しい感情をたくさん経験したのです」と語っている。

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このほど公開された場面写真は、咲き乱れる桜や日本庭園を背景に佇むシドニ、車窓から覗く田園風景、神戸の街並み、直島の海岸などが切り取られ、日本を舞台にした物語に期待が膨らむ。12月13日からシネスイッチ銀座ほか全国順次公開。

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