「相続探偵」赤楚衛二とともに桜田ひより、矢本悠馬が相続ミステリーに挑む! 原作キャラクターを完璧再現
2024年11月19日 06:00
桜田ひよりと矢本悠馬が、赤楚衛二が主演する2025年1月期の日本テレビ系ドラマ「相続探偵」(毎週土曜9時)に出演することがわかった。赤楚扮する主人公・灰江七生とともに難解な相続問題に挑んでいく三富令子役を桜田、朝永秀樹役を矢本がそれぞれ演じる。原作キャラクターを再現したビジュアルが披露された。
原作は、「イブニング」(講談社)で連載されたミステリー漫画。「SPEC」シリーズで知られる人気脚本家・西荻弓絵が原作を手掛け、作画は繊細で美しい描写が特徴の幾田羊が担当。コミカルで斬新な視点から重厚な相続問題に迫るストーリーで人気を獲得した。ドラマは原作者の西荻氏が自ら脚本を執筆し、漫画では気になる形で終わっていた主人公たちの物語がドラマオリジナルで展開される。
主人公は、元弁護士でワケありの経歴を持つ遺産相続専門探偵・灰江七生。クセが強めな人物ながら、高い知性を武器に、個性豊かな仲間たちと協力して複雑な相続問題に挑む。遺産をめぐる家族の葛藤や、隠された真実を、故人の遺志を尊重しながら、鮮やかな推理で痛快に解き明かす展開が見どころの作品となっている。
子役から活動する桜田は、ドラマ「silent」(22年10月期放送)で注目を集め、24年には第47回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。ドラマ「あの子の子ども」で連続ドラマ初主演を果たし、“未成年の妊娠”という繊細なテーマに挑戦。妊娠という現実を前に葛藤しながら、自分の未来と向き合っていく高校生役を演じ、多くの反響を呼んだ。
桜田が演じる令子は、灰江の探偵事務所でアシスタントとして働いており、経理を担当するほか、依頼人や相続人に接近して潜入捜査を行うなど、灰江のサポート役を務める。バイクを乗りこなし、優れた身体能力を持ち合わせている。京都の大学の医学部に在籍していたが、“ある事件”をきっかけに現在は休学している。
桜田は「お二人(赤楚、矢本)との掛け合いがとても面白く、作品にとって非常に重要な要素になっていると感じています。テンポ良く反応していく必要があるので、頭の回転を早めて臨みたいと思います」と意気込みを語った。
数多くの作品で活躍する矢本は、映画「ゴールデンカムイ」(24)では天才脱獄犯・白石由竹役をコミカルに演じるなどコメディからシリアスまで幅広い役柄をこなす実力派。今作で演じる朝永は、元警視庁科捜研のエース研究員という異色の経歴を持つ。現在は民間の鑑定会社に所属しながらも、なぜか探偵事務所に入り浸っている。声が極端に小さいが、自分が得意なことになると早口、そして綺麗な女性に目がないというユニークなキャラクターを体現する。
矢本は「原作のもっている精神性は受け継ぎつつ、自分なりの解釈でドラマ版の朝永を作り上げたいと思っています。そして、灰江とは異なるベクトルで“変人らしさ”みたいなものを表現できたらいいなとも思っています」とコメントを寄せた。
主人公・灰江役の赤楚も、「灰江、令子、朝永の3人の個性的なキャラクターが互いに引き立て合い、独特の化学反応が生まれています。このようなキャラクター同士の掛け合いが新鮮で、とても魅力的に感じました」と自信をのぞかせている。
「相続探偵」は25年1月から、日本テレビ系で毎週土曜9時から放送。赤楚、桜田、矢本のコメント全文は以下の通り。
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