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綾瀬はるか、大沢一菜のユーモアと愛の詰まった手紙に涙&笑顔止まらず「一生の宝物にします」

2024年10月17日 21:40

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(左から)綾瀬はるか、大沢一菜
(左から)綾瀬はるか、大沢一菜

映画「ルート29」の完成披露試写会が10月17日、東京・TOHOシネマズ日本橋で行われ、主演の綾瀬はるかをはじめ、大沢一菜森井勇佑監督が出席。綾瀬のことが大好きだという大沢から、ユーモアと愛の詰まった手紙をプレゼントされた綾瀬が、涙と笑顔をあふれさせた。

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こちらあみ子」で第27回新藤兼人賞金賞はじめ数多くの賞を受賞し、デビュー作にして多くの映画ファンを魅了した森井監督の最新作となる本作。詩人・中尾太一の詩集「ルート29、解放」にインスピレーションを受けた独創的なストーリーで撮りあげたロードムービーで、他人と必要以上のコミュニケーションを取ることができない主人公のトンボ(綾瀬)が、風変わりな女の子・ハル(大沢)を連れて旅に出る姿を描く。

脚本を読んで涙を流したという綾瀬。「一菜ちゃんにお会いできるのも楽しみでしたし、監督は同世代ということで楽しみにしていました。一菜ちゃんを目の前にしてどういうものが生まれるんだろうという、緊張とワクワクという感じで現場を迎えました」と胸を高鳴らせながら撮影に向かったと話す。

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「タバコを吸うシーンがあった」そうで、「市川実日子さんと猛特訓しました。歩きタバコの時に、この手がどこにあるんだろうと……。プハッとした後にこの手ってどこに行くんだろうって」とタバコを吸う仕草に戸惑いながら研究をするなど、新たな一面を見せる役どころになった様子。森井監督は「とても感覚的な人で、やり取りがとても面白かった。綾瀬さんを撮れていることが幸福でした」と喜びを噛み締めていた。

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大沢は、綾瀬の出演しているドラマや映画を繰り返して観るほど大ファンだったそう。綾瀬と共演できることがわかった時は「夢かと思いました。その時だけ、監督が神だと思いました」と打ち明けて会場の笑いを誘った大沢。

とはいえ、お互いに恥ずかしがり屋なこともあり、森井監督は「自然と2人の間が近づいていった。映画の内容とリンクしていた」と証言。綾瀬は「話しかけたいけれどできなくて、一菜ちゃんも最初は布団をかぶって隙間から見ていたり、壁の方から見ていたり」、大沢も「ずっと逃げていた」と振り返るなど、最初は2人とも人見知りを発動してしまったという。綾瀬は「ロケをしていたので一緒にいることも多かった。いろいろな昆虫を捕まえたりする中で、徐々に」と外でのロケを通して、少しずつ仲良くなれたことを喜んでいた。

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この日は「いつも恥ずかしくて、直接伝えるのは無理なので手紙を書きました」とサプライズで大沢から綾瀬に宛てて、手紙が送られる一幕もあった。綾瀬が「ええ!」とすでに涙をじわりと浮かべながら驚く中、大沢は手紙を読み始めた。

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「まず顔がかわいいです。それは出会う前からずっと思っていたことなので、最初に伝えたいです」と率直な出だしから綾瀬と会場は大笑いだったが、さらに大沢の手紙には、「いつもチラチラとしか見ることができなかったけれど、映画の中のトンボさんの顔はしっかりと記憶に残っています。トンボさんの顔が大好きになりました。あとすごく人がいいです。一緒にご飯に行った時にも家まで送ってくれて、ママにも挨拶してくれて」と飾らないながらも、心のこもった言葉が続いた。

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そして「かっこいいです。アクションができたりすることもそうですが、毎日ずっと穏やかで、きれいで笑顔でいるところがかっこいいです」と、ドラマやCMで元気な笑顔を見せている裏側では、綾瀬のあらゆる奮闘があったはずだと知り、「もっと好きになった」とも。

大沢は「これから先、自分の将来がまだ決まってなかったのですが、またトンボさんと絶対に一緒に映画に出たいという目標ができました。アクション映画でもいいし、『ルート29』の続きでもいいし、監督も仲間に入れてあげてもいいです。そのために私もアクション練習を頑張るので、その時までお互いまた元気で、さらにかっこいい姿になって会いましょう」と再会を誓う言葉で手紙を締めくくった。

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終始、お腹を抱えて大笑い&涙を流しながら聞き入っていた綾瀬は、「クランクアップの時も手紙をくれたんです。それもすごく感動的だった。最初はシャイだったのに、だんだん『疲れてない?』と言ってくれたりと励ましてくれる存在になった」と感謝しきり。「飾りたい。一生の宝物にします」と手紙を愛おしそうに見つめるなど、温かな2人のやり取りに会場からも大きな拍手が上がっていた。

ルート29」は、11月8日からTOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開。

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