田中圭&Snow Man深澤辰哉、松本若菜が托卵する悪女を演じる「わたしの宝物」に出演決定 「自分の新たな一面も見つけたい」
2024年9月9日 13:00

田中圭と深澤辰哉(「Snow Man」)が、フジテレビで10月17日に放送開始される松本若菜主演の木曜劇場「わたしの宝物」に出演することがわかった。先だって公開されたイメージビジュアルには松本と2人の男性のシルエットが写され、その配役が注目を集めていた。
本作は、夫以外の男性との子供を、夫との子と偽って産んで育てる「托卵」を題材に、“大切な宝物”を守るために悪女になることを決意した女性とその夫、そして彼女が愛した男のもつれあう感情を完全オリジナル脚本で描く大人の恋愛ドラマ。脚本は、「あなたがしてくれなくても」で夫婦の感情を繊細なタッチで描いた市川貴幸が担当する。
松本とは配信ドラマ「死神さん2」(Hulu・22)以来の共演となる田中が演じるのは、美羽の夫・神崎宏樹(かんざき・ひろき)。大手商社に勤める優秀な会社員で、人当たりがよく部下からも慕われる存在だ。外向きには“理想の夫”を演じる一方で、家庭では美羽にキツく当たり、モラハラまがいの発言をたびたび浴びせている。
かつては美羽のことを愛していたが、仕事に忙殺されていく中で心がすれ違っていき、彼女に無関心になってしまった。次第に宏樹は美羽への厳しい言動に歯止めがかけられなくなっていき、子供を見据えて家庭に入ったはずの美羽はかごの中の鳥状態に。そんな生活が続いたある日、宏樹のある行動がきっかけで、美羽は中学時代の幼なじみ・冬月稜(ふゆつき・りょう)と一夜を共にしてしまい、彼の子供を宿す。そして、冬月との子供を、宏樹の子と偽って産んで育てる「托卵」という決断を下すことに。しかし、そんな宏樹の心にも暗い影があった。
田中は役どころについて、「僕自身も理解できない部分が多かったり、“ひどい!”と感じるところもたくさんある役です。それでも、つい宏樹の気持ちがわかってしまうような、そういう人間くさい役に最終的に落とし込めたらいいなと思っています」とコメントを寄せた。
松本、田中と初共演する深澤は、美羽の中学生の頃の幼なじみ・冬月稜役で出演。冬月は優しく面倒見の良い性格で、美羽にとって心のより所のような存在だった。フェアトレードの会社の経営者となってからも温かな性格は変わらない。再び美羽と巡り合い、傷ついた彼女の心にぬくもりを与える存在となる。学生時代からお互いに想いを寄せていた2人は、「心のつながりだけで十分」と決して一線を超えることはなかったが、やがて美羽に起きたある出来事によって一夜だけ関係を持ってしまい、数奇な運命に巻き込まれることになる。
深澤は「まさか自分にこういう作品の役のオファーがくるとは思わず、本当にびっくりしました」と驚きを明かすとともに、「こういったドラマに参加させていただくことで、自分の新たな一面も見つけたいと思いますし、この作品を本当にたくさんの人に見ていただいて、何かを感じていただけたら」と意気込みを語った。
「わたしの宝物」は10月17日よりフジテレビで毎週木曜午後10時から放送。初回は15分拡大放送となる。田中と深澤、三竿玲子プロデューサーのコメントは以下の通り。
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