「ジョーカー」5年ぶりの続編公開前に、9月13日よりIMAX・Dolby Cinemaで再上映決定!
2024年8月30日 07:00

ホアキン・フェニックスが主演を務めた「ジョーカー」(2019)が、続編「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」(10月11日公開)の公開を前に、9月13日よりIMAXとDolby Cinema(※一部劇場除く)で期間限定で再上映されることが決定した。

孤独だが心優しかった男が、歪んだ社会の狭間で“悪のカリスマ”に変貌していく衝撃のドラマを描いた「ジョーカー」は、第76回ベネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞し、第92回アカデミー賞で最多11部門ノミネート、フェニックスが主演男優賞の栄冠に輝いた。世界興行収入は1500億円(10億ドル)を突破し、2019年公開当時R指定映画史上歴代最高記録を樹立した(※BoxOffice Mojo調べ)。

その魅力の一つは、謎に満ちたストーリー展開。ジョーカーを主人公にしたことで、どこまでが真実で妄想なのか明確にされておらず、本編中の時計の針は常に「11時11分」を指している。

トッド・フィリップス監督は過去のインタビューで「ひとつだけ確かなことがある。最後にジョークを思いついたシーン。あのシーンだけは、唯一純粋に笑っている場面だ」と明かしており、主演のフェニックスもあらゆる解釈が溢れていることについて「謎があることが素晴らしい」と発言している。

前作から2年後が舞台となる続編では、社会への反逆者・民衆の代弁者として祭り上げられたジョーカーの暴走が加速。レディー・ガガ演じるリーと呼ばれる謎の女と出会い、ジョーカーの狂気がリーへ、そして群衆へと拡散し、世界を巻き込むジョーカーの新たなショー=事件の幕が開く。第81回ベネチア国際映画祭コンペティション部門への出品も決定し、最高賞・金獅子賞の連続受賞に注目が集まる。
トッド監督は「ホアキンと私は続編について話したことはあったが、真剣に考えたことはなかった。なぜなら、『ジョーカー』を制作した当時、これほどまで世界中の観客の心を打つとは想像もしていなかったからだ。しかし、観客の反応を見てそれは変わった。ジョーカーとは何者なのか? 彼を突き動かすものは何なのか? 続編では、彼のアイデンティティをさらに掘り下げた、ぶっ飛んだクレイジーな映画にしたいと考えて物語を創り上げた」とコメントを寄せている。
「ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」は10月11日より公開。前作「ジョーカー」は、9月13日より一部を除く全国のIMAX・Dolby Cinemaで再上映されるほか、「【初回仕様】ジョーカー アルティメット・コレクターズ・エディション<4K ULTRA HD&ブルーレイセット」(価格:税込8580円/2枚組・豪華封入特典付)が10月9日発売。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった1秒のシーンが爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

186億円の自腹で製作した狂気の一作
【100年後まで語り継がれるはず】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画は!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

すさまじい映画だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

“生涯ベスト”の絶賛!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

究極・至高の“昭和の角川映画”傑作選!
「野獣死すべし」「探偵物語」「人間の証明」…傑作を一挙大放出!(提供:BS10 スターチャンネル)