差別、嫉妬を乗り越え、パリ・オペラ座の最高位を目指す少女 「ネネ エトワールに憧れて」予告&場面写真11点
2024年8月27日 16:00

パリ・オペラ座のバレエ学校で最高位“エトワール”を目指す少女を描くフランス映画「ネネ エトワールに憧れて」の予告編と場面写真11点がお披露目。映像には、周囲から向けられる差別、嫉妬に打ち勝とうと奮闘し、夢に向かって突き進むネネのひたむきな姿が切り取られている。

パリ郊外の団地、ヒップホップが溢れる街で育ったネネは、パリのオペラ座バレエ学校に入学したばかりの12歳の黒人の少女。ネネの才能は誰の目にも明らかだったが、「彼女の生い立ちや肌の色が伝統ある学校にはそぐわない」と、同級生や一部の教師から差別を受けていた。それでも持ち前の情熱で、エトワールを目指して日々バレエに打ち込むネネだったが、彼女の入学に反対していたマリアンヌ校長との衝突など、トラブルが次々と起こる。そんな最中、マリアンヌの隠された秘密が明らかになる。


予告編では、ネネが、“白きバレエ”の権威であるパリ・オペラ座のバレエ学校で、肌の色が違うことで同級生から嫌がらせを受け、校長と対立するさまが切り取られている。「その血で美しく踊るの」「白雪姫になってやる」と呟くネネの姿からは、困難にも負けない覚悟が伝わってくる。
場面写真では、ジーンズでエネルギッシュに踊るネネや深刻な表情の両親、マリアンヌの横顔などを活写。髪の毛をシニヨンにまとめ並ぶバレリーナたちの中心に、ありのままの姿でポーズを決めるネネの姿もあり、凛々しく美しい佇まいに引き込まれる。

新星ラムジ・ベン・スリマンが監督・脚本を務めた。主人公ネネを、ルイ・ガレルとバレリア・ブルーニ・テデスキの養女であるオウミ・ブルーニ・ギャレルが演じ、エネルギッシュなダンスを披露。元スターバレリーナから校長に転身し、ネネの前に立ちはだかるマリアンヌ役をマイウェンが担い、オペラ座の演出家役でセドリック・カーンが出演した。

コンテンポラリーダンスの新星メディ・ケルクーシュが、ストリートダンスの振り付けを担当し、パリ・オペラ座の現役ダンサーであるジュリアン・メザンディがクラシックダンスアドバイザーを務めている。スターダンサーのレオノール・ボラックが本人役で踊る、本格的なバレエシーンも見どころとなっている。
「ネネ エトワールに憧れて」は11月8日より、東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国で公開される。なお、9月6日からムビチケ(オンライン一般券/税込1600円)の発売が決定。詳細は、ウェブサイト(https://mvtk.jp/film/086970)で確認できる。
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