ファンタジー小説「サイレント・ウィッチ 沈黙の魔女の隠しごと」アニメ化決定 主人公のモニカ役に会沢紗弥
2024年8月18日 14:00

依空まつり氏のファンタジー小説「サイレント・ウィッチ 沈黙の魔女の隠しごと」(KADOKAWA刊)のアニメ化が決定した。主人公のモニカ・エヴァレットを会沢紗弥が演じる。アニメ化決定ビジュアルも公開されている。

2020年に「小説家になろう」で連載をスタートした原作は、シリーズ累計閲覧回数が1.3億、書籍版もシリーズ累計60万部を超える人気ハイファンタジー作品。魔術師の頂点に立つ「七賢人」のひとりで、史上初めて無詠唱魔術を生み出し「沈黙の魔女」と呼ばれる若き天才・モニカは、極度の人見知りかつあがり症のため、山奥に引きこもり研究に明け暮れる日々を送っていた。そんななか、彼女は極秘の王命を受け、貴族の集う名門校に潜入して第二王子を護衛する任務につくことになってしまう。本編の連載は完結しているが、現在は外伝が展開中。書籍版最新8巻は8月9日に発売、電子書籍「B's-LOG COMIC」(KADOKAWA)ではコミカライズも連載されている。

主演を務める会沢からのコメント動画も公開された。会沢は頭脳明晰なモニカを演じる戸惑いを明かしながらも、「オーディションの時からすごく難しいセリフも多かったんですけれども、どんな数字も自分のものにできるよう、アフレコ頑張って挑みたいと思います」と意気込みを語っている。
原作イラストを務める藤実なんな氏によるアニメ化決定ビジュアルは、書物を手に窓際に立つモニカの姿を描いたイラスト。窓には黒いローブを着た姿が映し出されている。
原作関係者からのコメント全文は以下の通り。
このたび、「サイレント・ウィッチ」がアニメ化することになりました。
これも本作の製作にご尽力いただいた方々、そして読者の皆様の応援のおかげです。
本当に、ありがとうございます。
原作小説では、作中で某黒猫さんがこう発言しています。
「もっと褒めろ! 称えろ! なんだったらバラード作って、小説書いて、肖像画描いて後世に伝えていいぞ!」
今まさに、書籍になって、コミカライズになって、アニメになってるよ。
と私はとても感慨深く思っています。
アニメの監修作業では、送られてきたデータを見たり聞いたりするたびに、プロの方々の素晴らしい仕事ぶりに感謝しております。
各分野のプロの方々の、仕事の結晶──アニメとは、本当に総合芸術ですね。
すごいものに携わらせていただいている、と大変に身の引き締まる思いです。
送られてきたデータを見るたび、「ひぇぇ」とか言ってますが。ひぇぇ(すごくすごい)
そんなアニメ「サイレント・ウィッチ」、たくさんの方に楽しんでいただければ幸いです。
「サイレント・ウィッチ」のアニメ化、本当におめでとうございます!
原作書籍のイラスト担当としての喜びと、「サイレント・ウィッチ」のいちファンとしての喜びと、本当にさまざまな思いがあります。
アニメ化が決まった際、キャラクターたちをデザインしたときのこと、カバーイラストを描いていた時のことなどいろいろ思い出していました。
と同時に、これからアニメでもモニカたちの物語が見られるんだ……と思い、本当に感慨深くて、同時にわくわくが止まりませんでした。
改めて、「サイレント・ウィッチ」を生み出してくださった依空先生、書籍版・コミック版に携わってくださっている方々、アニメ制作に携わってくださっている方々、そして「サイレント・ウィッチ」のファンの方々に、お礼申し上げます。
わたしもいち視聴者として全力で楽しみたいと思います!
アニメ化、本当におめでとうございます!
「サイレント・ウィッチ 沈黙の魔女の隠しごと」アニメ化おめでとうございます!!
怯えるモニカや震えるモニカや頑張るモニカはもちろん、話が進むたびにほんの少しずつ成長していくモニカと周囲のキャラたちの変化、表情がアニメでどのように描かれ動く姿を見れるのかとても楽しみです。
アニメということはオープニングやエンディングもある……web版、書籍版、コミカライズ、オーディオブックと媒体ごとに新たな発見や楽しみが増えまくる「サイレント・ウィッチ」の世界観がさらに広がるのか……と、いちファンとして今からワクワクが止まりません。
この作品に携わることができてとてもうれしいです! コミカライズも全力で取り組んでいきます。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

ジュラシック・ワールド 復活の大地
【観てない人マジもったいない!!】まだ間に合う!この連休に映画館へ【知れば絶対に観たくなる7の事実】
提供:東宝東和

Dear Stranger ディア・ストレンジャー
【4歳の息子が誘拐された。しかし誘拐犯が死体で見つかった】衝撃の極限ヒューマンサスペンス
提供:東映

ワン・バトル・アフター・アナザー
【個人的・下半期で観たい映画No.1】なにこれ!!? 全員主役級キャストがクセ“マシマシ”異常者に
提供:ワーナー・ブラザース映画

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント