「Rotten Tomatoes」で100%高評価! “インドの国宝”アーミル・カーン製作、花嫁の取り違いから巻き起こる騒動描く物語
2024年7月22日 08:00
米映画批評サイト「Rotten Tomatoes」で批評家スコア100%、観客スコア95%(7月19日時点)を記録し、インドの国民的スターであるアーミル・カーンが製作した「LOST LADIES(英題)」が、「花嫁はどこへ?」の邦題で、10月4日から公開されることがわかった。育ちも性格も全く異なるふたりの花嫁の取り違いから巻き起こる騒動を描く。
本作は、“インドの国宝”として知られるカーン(「きっと、うまくいく」)が脚本を発掘し、キラン・ラオ(「ムンバイ・ダイアリーズ」)に監督を託して生まれた。インドで大安の吉日に、同じ赤いベールで顔が隠れたふたりの花嫁が、花婿の家へ向かう満員列車のなかで取り違えられるという事件から、物語が始まる。豊かな大自然を背景に、家族愛に溢れる結婚式、色鮮やかなサリー、スパイス香る屋台メシなど、物語を彩るインドの魅力にも心が躍る。
第48回トロント国際映画祭で披露されると、スタンディングオベーションを受け、「歓喜あふれる傑作!」(IndieWire)、「完璧な作品」(THE FILM STAGE)、「プライスレスな面白さ」(Afro)など、海外メディアからの絶賛が寄せられた。
特報の冒頭では、のどかな風景が広がるインドのとある村で行われている結婚式の模様を活写。花婿ディーパクに伴われ、待望の花嫁プールが村にやってきたはずが、彼女が赤いベールをとった瞬間、あろうことか別の女性であることが発覚する。「この人は誰?」と大騒ぎになるシーンから、迷子になり途方に暮れるプールと屋台の女主人たちとの出会い、ディーパクがプールを必死に探す様子などが映し出される。
ポスターには、「すべては、ありえない“かん違い”から始まった――。」というコピーが配され、同じ赤いベールをまとったふたりの花嫁、プールとジャヤの対照的な表情が印象的だ。予期せぬ旅を通して、全く新しい価値観と可能性を手にしたふたり。やがて彼女たちは周囲も笑顔にしながら、初めて自分の手で人生を切り開いていく。
テレビドラマなどで活躍し、インフルエンサーとしても人気を集めるニターンシー・ゴーエルがプール、本作で映画初出演を果たすプラティバー・ランターがジャヤを演じた。スパルシュ・シュリーワースタウが、ディーパク役を務めた。
「花嫁はどこへ?」は10月4日から、東京の新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、シネ・リーブル池袋ほかで公開。
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