【話題&高評価ドラマ】「一流シェフのファミリーレストラン」あらすじ&キャラクターまとめ
2024年7月19日 14:00
第75回エミー賞で作品賞、主演男優賞を含む最多10冠を達成した人気ドラマ「一流シェフのファミリーレストラン」のシーズン3が7月17日から、ディズニープラスの「スター」で、独占配信されている。本作は、新進気鋭のシェフだった主人公を中心に、彼の家族と、兄の遺したレストランの一筋縄ではいかないスタッフたちを描く、食、家族、仕事、人生をテーマにしたドラマシリーズ。この記事では、世界中のドラマファンを熱狂させる本作のあらすじ、主要なキャラクターをご紹介する。
1話が約30分とコンパクトなシリーズなので、一度見始めると、すぐさま次回が見たくなり、ハマること間違いなし。熱く濃厚な人間ドラマ、実力派俳優だからこそ実現する怒涛の会話劇、豪華なカメオ出演。もちろん、目にも鮮やかな料理の数々と、見どころ満載の「一流シェフのファミリーレストラン」を、ぜひ冷めないうちに味わってほしい。
ニューヨークの超一流レストランでシェフとして活躍していたカーミー(ジェレミー・アレン・ホワイト)は、突然この世を去った兄マイケル(ジョン・バーンサル)の遺したシカゴのサンドイッチ店「The Beef」を引き継ぐことに。借金まみれの店は、ギリギリの経営状態、気が強く一筋縄ではいかないスタッフたち、ぎくしゃくした家族関係など、問題が山積。カーミーは店と自分自身を変えようと奔走し、昔ながらのやり方に固執する喧嘩っ早いリッチー(エボン・モス=バクラック)、カーミーの下で働きたいと店を訪れる新人シェフのシドニー(アヨ・エデビリ)ら、個性豊かなメンバーとぶつかり合いながらも、前に進んでいく。
第80回ゴールデングローブ賞のテレビ部門で、主演男優賞(コメディ・ミュージカル部門)をホワイトが受賞。テレビ界のアカデミー賞と呼ばれる第75回プライムタイム・エミー賞では、コメディ部門の作品賞、主演男優賞(ホワイト)、監督賞と脚本賞(クリストファー・ストーラー)、助演男優賞(モス=バクラック)、助演女優賞(エデビリ)など、最多10部門に輝いている。
カーミーたちは店名を「The Bear」に改名し、サンドイッチ店からレストランへのリニューアルオープンを決意。しかし、新店オープンは想像以上に大変で、チームは許可取り、請負業者との手続きなど面倒な仕事と、メニュー考案というクリエイティブな業務を同時にこなさなければならなくなった。スタッフ全員がより一層団結し、能力や人間関係の限界に挑戦するなか、料理やサービスを提供することの意味を学ぶことになる。さらに、仕事一筋だったカーミーは同級生クレア(モリー・ゴードン)と再会し、仕事だけではない幸せを見つけかけるが、友人と家族を招いたプレオープンで、思いも寄らぬハプニングが起きる。
第80回ゴールデングローブ賞のテレビ部門で、主演男優賞(コメディ・ミュージカル部門)をホワイトが受賞。エデビリが主演女優賞に輝いている。また、7月17日(現地時間)にノミネーションが発表された第76回エミー賞では、コメディ部門の作品賞、主演男優賞など、合計23部門で候補にあがり、快進撃は衰え知らずだ。なおドラマ部門では「SHOGUN 将軍」が、最多25部門ノミネートとなった。
カーミー、シドニー、リッチーたちが、ついに新しいレストラン「The Bear」をオープンさせる。カーミーの目標は、「The Bear」を一流のレストランにし、星を獲得すること。しかし、私生活を犠牲にしてでも、その目標を達成しようと一心不乱に突き進むカーミーと、彼の行き過ぎた姿勢についていけないスタッフたちは対立し、オープンしたてのキッチンでも言い争いが絶えない。一切の妥協を許さず、クオリティを極限まで高めようとする“理想”と、売り上げなど逃れることのできない“現実”――その狭間でもがく「The Bear」のメンバーたちの姿が、波乱の展開を予感させる。
世界的な一流レストランの腕利きシェフだったが、亡き兄マイケルからサンドイッチ店「The Bear」を継ぎ、さまざまな苦労を味わいながら、店を立て直す。
カーミーとナタリーの兄。人望厚い性格で、イタリア風ビーフ・サンドイッチ店「The Beef」を経営していたが、自ら命を絶った。
カーミーの姉で「The Beef」の共同オーナー。亡き兄マイケルが遺した多額の借金の返済に頭を抱え、公私ともに悩み事が尽きない。
口の悪いフロア担当で、亡きマイケルの親友。「The Beef」で接客をし、店を切り盛りしているが、頑固な性格で、誰とでも口論になりがち。
頑固な「The Beef」の古株従業員。シドニーが来て、当初は新システムが導入されたことが気に入らなかったが、次第に順応していく。
カーミーたちの幼なじみで修理屋。「The Beef」のあらゆる修理を請け負っている。リッチーとは口喧嘩が絶えない。
名門料理学校出身で、カーミーのもとでスー・シェフ(副料理長)となる。向上心が高く、新メニューや厨房の環境改善に積極的。
古くから「The Beef」で働くベテラン従業員で、ティナと親しい。変化を受け入れられず、店が新しくなっていくことに戸惑っている。
「The Beef」でパン焼き係からデザート担当に転身。オリジナルスイーツの研究に熱心で、シドニーと親しくなる。
カーミーの父の親友で、「The Beef」の債権者。マイケルの経営がうまくいっておらず、資金面でサポートしてきた。口うるさい。
フォトギャラリー
PR
©2024 Disney and its related entities
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
関連コンテンツをチェック
シネマ映画.comで今すぐ見る
父親と2人で過ごした夏休みを、20年後、その時の父親と同じ年齢になった娘の視点からつづり、当時は知らなかった父親の新たな一面を見いだしていく姿を描いたヒューマンドラマ。 11歳の夏休み、思春期のソフィは、離れて暮らす31歳の父親カラムとともにトルコのひなびたリゾート地にやってきた。まぶしい太陽の下、カラムが入手したビデオカメラを互いに向け合い、2人は親密な時間を過ごす。20年後、当時のカラムと同じ年齢になったソフィは、その時に撮影した懐かしい映像を振り返り、大好きだった父との記憶をよみがえらてゆく。 テレビドラマ「ノーマル・ピープル」でブレイクしたポール・メスカルが愛情深くも繊細な父親カラムを演じ、第95回アカデミー主演男優賞にノミネート。ソフィ役はオーディションで選ばれた新人フランキー・コリオ。監督・脚本はこれが長編デビューとなる、スコットランド出身の新星シャーロット・ウェルズ。
「苦役列車」「まなみ100%」の脚本や「れいこいるか」などの監督作で知られるいまおかしんじ監督が、突然体が入れ替わってしまった男女を主人公に、セックスもジェンダーも超えた恋の形をユーモラスにつづった奇想天外なラブストーリー。 39歳の小説家・辺見たかしと24歳の美容師・横澤サトミは、街で衝突して一緒に階段から転げ落ちたことをきっかけに、体が入れ替わってしまう。お互いになりきってそれぞれの生活を送り始める2人だったが、たかしの妻・由莉奈には別の男の影があり、レズビアンのサトミは同棲中の真紀から男の恋人ができたことを理由に別れを告げられる。たかしとサトミはお互いの人生を好転させるため、周囲の人々を巻き込みながら奮闘を続けるが……。 小説家たかしを小出恵介、たかしと体が入れ替わってしまう美容師サトミをグラビアアイドルの風吹ケイ、たかしの妻・由莉奈を新藤まなみ、たかしとサトミを見守るゲイのバー店主を田中幸太朗が演じた。
ギリシャ・クレタ島のリゾート地を舞台に、10代の少女たちの友情や恋愛やセックスが絡み合う夏休みをいきいきと描いた青春ドラマ。 タラ、スカイ、エムの親友3人組は卒業旅行の締めくくりとして、パーティが盛んなクレタ島のリゾート地マリアへやって来る。3人の中で自分だけがバージンのタラはこの地で初体験を果たすべく焦りを募らせるが、スカイとエムはお節介な混乱を招いてばかり。バーやナイトクラブが立ち並ぶ雑踏を、酒に酔ってひとりさまようタラ。やがて彼女はホテルの隣室の青年たちと出会い、思い出に残る夏の日々への期待を抱くが……。 主人公タラ役に、ドラマ「ヴァンパイア・アカデミー」のミア・マッケンナ=ブルース。「SCRAPPER スクラッパー」などの作品で撮影監督として活躍してきたモリー・マニング・ウォーカーが長編初監督・脚本を手がけ、2023年・第76回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリをはじめ世界各地の映画祭で高く評価された。
文豪・谷崎潤一郎が同性愛や不倫に溺れる男女の破滅的な情愛を赤裸々につづった長編小説「卍」を、現代に舞台を置き換えて登場人物の性別を逆にするなど大胆なアレンジを加えて映画化。 画家になる夢を諦めきれず、サラリーマンを辞めて美術学校に通う園田。家庭では弁護士の妻・弥生が生計を支えていた。そんな中、園田は学校で見かけた美しい青年・光を目で追うようになり、デッサンのモデルとして自宅に招く。園田と光は自然に体を重ね、その後も逢瀬を繰り返していく。弥生からの誘いを断って光との情事に溺れる園田だったが、光には香織という婚約者がいることが発覚し……。 「クロガラス0」の中﨑絵梨奈が弥生役を体当たりで演じ、「ヘタな二人の恋の話」の鈴木志遠、「モダンかアナーキー」の門間航が共演。監督・脚本は「家政夫のミタゾノ」「孤独のグルメ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭。
奔放な美少女に翻弄される男の姿をつづった谷崎潤一郎の長編小説「痴人の愛」を、現代に舞台を置き換えて主人公ふたりの性別を逆転させるなど大胆なアレンジを加えて映画化。 教師のなおみは、捨て猫のように道端に座り込んでいた青年ゆずるを放っておくことができず、広い家に引っ越して一緒に暮らし始める。ゆずるとの間に体の関係はなく、なおみは彼の成長を見守るだけのはずだった。しかし、ゆずるの自由奔放な行動に振り回されるうちに、その蠱惑的な魅力の虜になっていき……。 2022年の映画「鍵」でも谷崎作品のヒロインを務めた桝田幸希が主人公なおみ、「ロストサマー」「ブルーイマジン」の林裕太がゆずるを演じ、「青春ジャック 止められるか、俺たちを2」の碧木愛莉、「きのう生まれたわけじゃない」の守屋文雄が共演。「家政夫のミタゾノ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭が監督・脚本を担当。
内容のあまりの過激さに世界各国で上映の際に多くのシーンがカット、ないしは上映そのものが禁止されるなど物議をかもしたセルビア製ゴアスリラー。元ポルノ男優のミロシュは、怪しげな大作ポルノ映画への出演を依頼され、高額なギャラにひかれて話を引き受ける。ある豪邸につれていかれ、そこに現れたビクミルと名乗る謎の男から「大金持ちのクライアントの嗜好を満たす芸術的なポルノ映画が撮りたい」と諭されたミロシュは、具体的な内容の説明も聞かぬうちに契約書にサインしてしまうが……。日本では2012年にノーカット版で劇場公開。2022年には4Kデジタルリマスター化&無修正の「4Kリマスター完全版」で公開。※本作品はHD画質での配信となります。予め、ご了承くださいませ。