映画.comでできることを探す
作品を探す
映画館・スケジュールを探す
最新のニュースを見る
ランキングを見る
映画の知識を深める
映画レビューを見る
プレゼントに応募する
最新のアニメ情報をチェック
その他情報をチェック

フォローして最新情報を受け取ろう

検索

「アポロ計画」成功を目指すNASA職員VSフェイク映像を画策する政府関係者 「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」ファイナル予告

2024年6月19日 11:00

リンクをコピーしました。
人類最大の偉業はリアルか、フェイクか?
人類最大の偉業はリアルか、フェイクか?

スカーレット・ヨハンソンチャニング・テイタムが初共演を果たし、人類初の月面着陸に関する“ウワサ”から生まれた映画「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」のファイナル予告編(https://youtu.be/g7HCXyEKW0U)がお披露目された。「アポロ計画」の成功を信じて奮闘するNASAと、同計画をPRした上に、計画失敗を想定して、フェイク映像撮影を画策する政府関係者たち。それぞれの思いをのせて、アポロ11号発射のカウントダウンが始まる瞬間が切り取られている。

人類最大の偉業といわれるアポロ11号の月面着陸。その歴史的瞬間はテレビで全世界に生中継され、人々は、人間が“リアル”に月の上を歩く映像を見て興奮し、胸を熱くした。しかしその後、その映像や写真をめぐり、「実は“偽物(フェイク)”だったのでは?」という説が流れ、マスメディアでも取り上げられた。

本作は、そんな人類初の月面着陸にまつわる人間ドラマを描いた完全オリジナル脚本を映画化するもの。脚本に惚れ込んだ主演のヨハンソンがプロデューサーにも名を連ねるほか、テイタム、ウッディ・ハレルソンら豪華キャストが顔をそろえた。メガホンをとったグレッグ・バーランティ監督は、「本作は人間が月に行ったことがなぜ重要なのかを描いている。人類史上最も有名な瞬間のひとつを偽るという映画を作るのであれば、人類の歴史における真実の瞬間をとてもリアルに感じさせなければならない」と語っている。

画像2

ファイナル予告編は、「アポロ11号へ、成功を祈る」という声とともに、発射を待つアポロ11号を活写。計画を率いる、実直なNASAの発射責任者コール(テイタム)は、「この国家プロジェクトで、アメリカ人を月に立たせる。人類初の偉業だ」といい、その言葉がNASA職員たちの心を奮い立たせ、重大ミッションに向かう宇宙飛行士3人に盛大な拍手が送られる。一方、政府関係者のモー(ハレルソン)は、「極秘で準備を進めてくれ。“もう一つ”の月面着陸を」と、PRマーケティングのスペシャリスト、ケリー(ヨハンソン)に極秘ミッションを発令する。

1969年当時、宇宙開発競争は熾烈を極めていた。第二次世界大戦後、米ソは冷戦時代を迎え、55年にベトナム戦争が勃発。両国の代理戦争だと称されるほど、その関係は悪化していた。そんな状況のなか、技術力の優位性を示すために、米ソ間の宇宙開発競争はさらに加速。61年には、ソ連のガガーリンが世界初の有人宇宙飛行に成功した。後塵を拝したアメリカは「アポロ計画」を推進し、世界の覇権をかけ、人類初の月面着陸成功を目指していたのだ。

さらに映像には、「フェイクなんてやめろ! 今までの努力がすべて水の泡だ」と反対するコールの声とともに、過去の発射失敗の衝撃シーン、NASAに作られた月面のセット、船内に乗り込む飛行士たちの姿などが続く。モーは、「上からの命令は絶対だ!」「月への競争だけじゃない。世界の覇権をかけた争いだ」と語気を強める。アポロ11号の発射カウントダウンが続くなか、計画成功に向けて一丸となったNASA職員、フェイク映像を依頼されたPRのプロ、そして政府関係者の思いが交錯する。

フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」は、7月19日から全国で公開。

スカーレット・ヨハンソン の関連作を観る


Amazonで関連商品を見る

関連ニュース

映画.com注目特集をチェック

関連コンテンツをチェック

シネマ映画.comで今すぐ見る

止められるか、俺たちを

止められるか、俺たちを NEW

2012年に逝去した若松孝二監督が代表を務めていた若松プロダクションが、若松監督の死から6年ぶりに再始動して製作した一作。1969年を時代背景に、何者かになることを夢みて若松プロダクションの門を叩いた少女・吉積めぐみの目を通し、若松孝二ら映画人たちが駆け抜けた時代や彼らの生き様を描いた。門脇むぎが主人公となる助監督の吉積めぐみを演じ、「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)」「11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち」など若松監督作に出演してきた井浦新が、若き日の若松孝二役を務めた。そのほか、山本浩司が演じる足立正生、岡部尚が演じる沖島勲など、若松プロのメンバーである実在の映画人たちが多数登場する。監督は若松プロ出身で、「孤狼の血」「サニー 32」など話題作を送り出している白石和彌。

青春ジャック 止められるか、俺たちを2

青春ジャック 止められるか、俺たちを2 NEW

若松孝二監督が代表を務めた若松プロダクションの黎明期を描いた映画「止められるか、俺たちを」の続編で、若松監督が名古屋に作ったミニシアター「シネマスコーレ」を舞台に描いた青春群像劇。 熱くなることがカッコ悪いと思われるようになった1980年代。ビデオの普及によって人々の映画館離れが進む中、若松孝二はそんな時代に逆行するように名古屋にミニシアター「シネマスコーレ」を立ち上げる。支配人に抜てきされたのは、結婚を機に東京の文芸坐を辞めて地元名古屋でビデオカメラのセールスマンをしていた木全純治で、木全は若松に振り回されながらも持ち前の明るさで経済的危機を乗り越えていく。そんなシネマスコーレには、金本法子、井上淳一ら映画に人生をジャックされた若者たちが吸い寄せられてくる。 前作に続いて井浦新が若松孝二を演じ、木全役を東出昌大、金本役を芋生悠、井上役を杉田雷麟が務める。前作で脚本を担当した井上淳一が監督・脚本を手がけ、自身の経験をもとに撮りあげた。

エドガルド・モルターラ ある少年の数奇な運命

エドガルド・モルターラ ある少年の数奇な運命 NEW

19世紀イタリアで、カトリック教会が権力の強化のために7歳になる少年エドガルド・モルターラを両親のもとから連れ去り、世界で論争を巻き起こした史実をもとに描いたドラマ。 1858年、ボローニャのユダヤ人街に暮らすモルターラ家に、時の教皇ピウス9世の命を受けた兵士たちが押し入り、何者かにカトリックの洗礼を受けたとされるモルターラ家の7歳になる息子エドガルドを連れ去ってしまう。教会の法に則れば、洗礼を受けたエドガルドをキリスト教徒でない両親が育てることはできないからだ。息子を取り戻そうとする奮闘する両親は、世論や国際的なユダヤ人社会の支えも得るが、教会とローマ教皇は揺らぎつつある権力を強化するために、エドガルドの返還に決して応じようとはせず……。 監督・脚本は、「甘き人生」「愛の勝利を ムッソリーニを愛した女」「シチリアーノ 裏切りの美学」などで知られるイタリアの巨匠マルコ・ベロッキオ。教皇ピウス9世役はベロッキオ監督の「愛の勝利を ムッソリーニを愛した女」にも出演したパオロ・ピエロボン。2023年・第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品。

コカイン・ブライド

コカイン・ブライド NEW

娘・ダーシャの将来のため、暴力的な夫から逃れようとマッチング・サイトに登録したニーナは、アメリカで暮らす裕福な引退した外科医・カールと出会う。すぐさまロシアからアメリカへと渡った親子は、ささやかな結婚式を行い、幸せな生活を楽しみにしていた。しかし、結婚式の直後から、ニーナとダーシャに不可解な現象が次々と降りかかる。頼りにしていたニーナの親戚は結婚式の帰路で事故死し、ダーシャは屋敷の中で女の幽霊を見るようになる。そんななか、ニーナはカールがコカインを吸っているところを見てしまう。ダーシャの将来を考えやりきれなくなったニーナは、人里離れた屋敷から出ていくことを決意するが…。

キャンディ・ウィッチ

キャンディ・ウィッチ NEW

現世に残る死者の声を聞く能力者のリースとその相棒兼恋人のキャットは、霊障に悩む人々からの依頼を受け、心霊現象の調査と除霊を行っている。ある夜、ルースという女性から「キャンディ・ウィッチに苦しめられている」と連絡を受けたリースは、キャットと共にヘザーの家を訪れる。お菓子の杖で子供を襲うキャンディ・ウィッチの正体は、かつて町の子供たちを虐待し苦しめた邪悪な乳母の悪霊だという。しかし、調査を進めるにつれ、キャンディ・ウィッチの呪いに隠された町の暗部が明らかになっていく。果たしてリースは、この悪霊の殺戮を阻止し、町にはびこる邪悪な呪いを解くことができるのか?

蒲団

蒲団 NEW

文豪・田山花袋が明治40年に発表した代表作で、日本の私小説の出発点とも言われる「蒲団」を原案に描いた人間ドラマ。物語の舞台を明治から現代の令和に、主人公を小説家から脚本家に置き換えて映画化した。 仕事への情熱を失い、妻のまどかとの関係も冷え切っていた脚本家の竹中時雄は、彼の作品のファンで脚本家を目指しているという若い女性・横山芳美に弟子入りを懇願され、彼女と師弟関係を結ぶ。一緒に仕事をするうちに芳美に物書きとしてのセンスを認め、同時に彼女に対して恋愛感情を抱くようになる時雄。芳美とともにいることで自身も納得する文章が書けるようになり、公私ともに充実していくが、芳美の恋人が上京してくるという話を聞き、嫉妬心と焦燥感に駆られる。 監督は「テイクオーバーゾーン」の山嵜晋平、脚本は「戦争と一人の女」「花腐し」などで共同脚本を手がけた中野太。主人公の時雄役を斉藤陽一郎が務め、芳子役は「ベイビーわるきゅーれ」の秋谷百音、まどか役は片岡礼子がそれぞれ演じた。

おすすめ情報

映画ニュースアクセスランキング

映画ニュースアクセスランキングをもっと見る

シネマ映画.comで今すぐ見る

他配信中作品を見る