「魔法使いになれなかった女の子の話」菱川花菜&山田美鈴がダブルヒロイン キービジュアル&PV公開
2024年6月3日 18:00
10月スタートのオリジナルテレビアニメ「魔法使いになれなかった女の子の話」(公式略称「まほなれ」)のメインキャスト、キービジュアル、キャラクタービジュアル、第1弾PVなどが一挙発表された。菱川花菜と山田美鈴がダブヒロインを務める。
本作は、原案公募企画「Project ANIMA」から生まれたオリジナルテレビアニメ。魔法使いに憧れる天然少女クルミ=ミライと、代々魔法使いを輩出する名家の令嬢ユズ=エーデルが、魔法使いになるための必須条件であるレットラン魔法学校「国家魔法師養成専門学科・マ組」の入試に失敗してしまい、夢を見失いながらも普通科一組に進学する。
キャストは、クルミ=ミライを菱川、ユズ=エーデルを山田が担当。キャラクターボイスを収めたPVは、クルミとユズの対照的な姿を描いている。幼い頃から憧れた魔法使いの夢を失い、失意のなかで入学式を迎えたクルミ。一方のユズは「マ組に入らないかぎり魔法使いにはなれない」とクールに言い放つが、一瞬悲しげな表情をのぞかせる。また、水彩タッチの淡い映像がどこか懐かしさを感じさせる。
スタッフは、すでに発表されている通り、総監督を「スレイヤーズ」の渡部高志、監督を「七つの魔剣が支配する」の松根マサト、シリーズ構成・脚本を「チート薬師のスローライフ~異世界に作ろうドラッグストア~」の金杉弘子が務め、J.C.STAFFがアニメーション制作を担当。さらに、キャラクター原案を「乙女妖怪ざくろ」「輪るピングドラム」の星野リリィ、アニメーションキャラクターデザインを松浦麻衣が担い、音楽は下村陽子を中心に松尾早人、原口大、𠮷川美矩が手がけることが追加発表されている。星野が描き下ろしたキービジュアルは、並んで寝そべるクルミとユズが配されている。
「魔法使いになれなかった女の子の話」は、10月からMBS、TBS、BS-TBSで放送開始。メインキャスト、追加スタッフのコメントは以下の通り。
「魔法使いになれなかった」女の子の話だけど、可愛くて優しくてチャーミングな世界、その中でいきいきと過ごしているようなキャラクターたち、というイメージで描きました。
1ファンとしてもどんなお話になっていくのか、とても楽しみにしています。
魔法使いになれなかった…なんと切ない響きなのでしょうか。
そんな挫折を味わいながらも、明るくパワフルに生きていく女の子のお話。
そんな主人公と仲間たちに自然に寄り添える音楽になるように、と願って曲を書きました。
私も魔法使いになりたかったな~、なんて思いながら笑