スラムダンス映画祭、ユタ州パークシティからロサンゼルスに引っ越し
2024年5月7日 10:00

インディペンデント映画を対象にしたスラムダンス映画祭が、2025年からロサンゼルスに拠点を移すことが決定したと、米ロサンゼルス・タイムズが報じている。
スラムダンス映画祭は、インディペンデント映画の祭典サンダンス映画祭への出品を逃した映画製作者たちによって1995年に創設され、長年にわたりサンダンス映画祭と同じ米ユタ州パークシティで同時期に実施されている。クリストファー・ノーラン監督をはじめ、ルッソ兄弟、ライアン・ジョンソン監督、マーク・フォスター監督らは、いずれもスラムダンス映画祭出身だ。
しかし宿泊費の高騰にともない、映画ファンや映画関係者にとって、映画祭への参加はかなりの出費となっていたという。スラムダンスは映画祭をさらに発展させるため、より多くの映画製作者や観客にリーチできる場所としてロサンゼルスを新たな開催地に選んだ。次回の2025年2月20日から26日まで、ウエストハリウッドにある米映画監督組合(DGA)とランドマークシアターサンセットで実施される。
ちなみに、本家のサンダンス映画祭もパークシティとの現行契約が26年に満了することから、別都市への移転を検討しているといわれている。
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