小児性愛者の卑劣な手口、少女が信じた愛は絶望に変わる…「コンセント 同意」予告編
2024年5月2日 11:00

フランス中を震撼させたベストセラー・ノンフィクションを映画化し、3月に行われた横浜フランス映画祭2024で大きな反響を呼んだ、「コンセント 同意」(原題:LE CONSENTEMENT)の公開日が8月2日に決定、併せて、日本版ビジュアルと予告編が披露された。
2020年1月に出版され、フランス中が騒然となった「同意」は、芸術文化勲章まで受賞した有名作家ガブリエル・マツネフと14歳で性的関係を持っていた女性バネッサ・スプリンゴラによるもの。そこに記されていたのは、マツネフが彼女を含む多数の少女たちとの関係を作品の題材として利用した生粋の小児性愛者にも関わらず、その歪んだ行為さえ文学として消費され礼賛すらされてきたという驚くべき実態だ。
その衝撃の実話を元に映画化した本作は、公開されるやいなや大きな話題を呼び、特に若者たちの反応は凄まじく「今見るべき、知るべき作品」としてSNSでトレンド入りするなど日に日に観客を増やし、公開2週目から前週を上回る観客数を動員。異例のヒットを記録している。
予告編では、孤独で大人びた少女ヴァネッサが、50歳の著名作家マツネフと出会い、周囲の反対に反発して惹かれ合う様子が美しい恋愛であるかのように描かれているが、「彼女の信じたその愛は絶望に変わる」というコピーのとおり、少女が小児性愛者による不穏で卑劣なグルーミングの罠に陥っていくさま、手口が垣間見える予告編となっている。
8月2日よりシネマート新宿で公開。
(C)2024 「雨の中の慾情」製作委員会
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