「ザ・ビートルズ」幻のドキュメンタリー映画が、約50年ぶりによみがえる! 5月8日からディズニープラスで配信
2024年4月19日 13:00
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「ザ・ビートルズ」解散までの歩みを描いた、1970年製作の“幻のドキュメンタリー映画”「ザ・ビートルズ Let It Be」が5月8日から、ディズニープラスの「スター」で独占配信されることがわかった。
本作は、1969年1月に行われたセッション(ゲット・バック・セッション)と、彼らの最後のライブパフォーマンスとなったルーフトップ・コンサートの模様を記録したドキュメンタリー映画。マイケル・リンゼイ=ホッグが監督を務め、「ザ・ビートルズ」メンバーの絆や当時の熱狂が映し出されており、“音楽史に刻まれる傑作”と呼ばれている。そして、50年ぶりにフィルムの映像・音響の修復を経て、ディズニープラスで配信されることとなった。
2021年、ピーター・ジャクソンがメガホンをとり、エミー賞を複数受賞したドキュメンタリー映画「ザ・ビートルズ Get Back」(ディズニープラスで配信中)が話題となった。本作には、「ザ・ビートルズ Get Back」にはなかった映像が含まれており、グラミー賞を受賞したアルバム「Let It Be」の作曲とレコーディングを行う様子なども収録されている。
「ザ・ビートルズ Let It Be」は5月8日から、ディズニープラスの「スター」で独占配信。リンゼイ=ホッグ監督、ジャクソン監督のコメントは、以下の通り。
アルバム「Let It Be」は 1969年10月から11月にかけて準備されていたが、発売されたのは1970年4月だった。発売の1カ月前、ザ・ビートルズは正式に解散を発表した。だから、ファンはこぞって「ザ・ビートルズ Let It Be」を見に行ったんだ。「もう二度とザ・ビートルズの共演は見られないんだ。もう二度とあの喜びを味わうことはできないんだ」というファンの苦しい思いが、この映画の印象を暗くしてしまった。しかし実際、これほどの大物アーティストたちの生の楽曲制作の現場を見られるのは、そうそうあることではないだろう。そして最後のパフォーマンス「ルーフトップ・コンサート」で彼らの熱量、絆、グループとして再び共演する喜びを目撃する。彼らはそれが最後であることを知っていたし、私たちも彼らの最後の姿にひどく胸を痛めた。「ザ・ビートルズ Get Back」で、私が 50年前に渡って撮影した映像をピーターが再び現代によみがえらせてくれたことに、私は感動して打ちのめされたよ。
マイケルの映画「ザ・ビートルズ Let It Be」が修復され、何十年ものあいだ幻と化していたものが遂に復活することになり、本当に感激している。マイケルが最終的に使用しなかった映像(アウトテイク)を入手できたのは本当にラッキーだった。「Get Back」のストーリーを完結させるには、「Let It Be」が必要だとずっと思っていたからね。「Let It Be」は3部構成でマイケルとザ・ビートルズが製作した画期的な新しいドキュメンタリーで、1970年に公開されたオリジナル映画だ。これは今、50年の時を経てようやく完成した、ひとつの壮大な物語だと考えている。「Let It Be」は「Get Back」のクライマックスであり、「Get Back」は「Let It Be」に欠けていた重要な文脈を補完している。私が「Get Back」を製作している間、マイケルが大いにサポートしてくれたことに本当に感謝している。だから現代の映像と音質技術は優れているが、50年前に彼が作ったオリジナル映画に込めたメッセージの本質をそのまま維持することも非常に重視したんだ。
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