安藤サクラ&リリー・フランキー、アニメ「リンダはチキンがたべたい!」吹替版で「万引き家族」以来の共演 本編映像公開
2024年4月12日 14:00

アヌシー国際アニメーション映画祭最高賞をはじめ、世界各国の映画祭でグランプリを連続受賞した、アニメーション映画「リンダはチキンがたべたい!」(公開中)の日本語吹替版で、安藤サクラとリリー・フランキーが、第71回カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した「万引き家族」で夫婦役を演じて以来、約6年ぶりに共演している。このほど本編映像が披露された。
映画はチキンをめぐって母と娘リンダが巻き起こす騒動と亡き父の記憶をカラフルな色彩で表現した、涙あり、笑いありのコメディアニメーション。安藤は主人公リンダの母親・ポレット役、リリーはポレットに一目惚れをするトラック運転手・ジャン=ミシェルを演じる。そして、天真爛漫な8歳の女の子・主人公リンダを落井実結子が演じる。現在10歳の落井は「鎌倉殿の13人」に次いで早くも2度目のNHK 大河ドラマ出演となる「光る君へ」で、のちの紫式部である主人公・まひろの少女時代を熱演。その高い演技力が注目を集めている。
このほど公開された映像は、リンダとポレットの母娘がジャン=ミシェルの運転するトラックに乗り込み、養鶏場から盗んできたニワトリをどうやって料理するか相談をする場面。ジャンと出会い「私たちツイてる!」と意気揚々のリンダとポレット、そしてポレットに一目惚れをしたジャンがキザに振る舞うコミカルなやり取りを楽しめる。
また、本作には、登場人物たちの心情を表すミュージカルパートが登場し、歌唱シーンの日本語吹替版は、楽しさと切なさが織り混ざった感情がよりダイレクトに伝わってくる仕上がりだ。日本語吹替版では、愛すべき不完全な母娘による家族の物語がダイレクトに伝わり、より一層作品の世界観に浸ることができるだろう。
「リンダはチキンがたべたい!」は、4月12日から新宿ピカデリーほか全国順次公開。
(C)2023 Dolce Vita Films, Miyu Productions, Palosanto Films, France 3 Cinéma
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