横浜流星主演「MIMI」ほか全6作品が決定 短編映画プロジェクト「MIRRORLIAR FILMS Season5」5月31日公開
2024年3月7日 18:00
短編映画制作プロジェクト「MIRRORLIAR FILMS Season5」の公開日が5月31日に決定し、全6作のラインアップが発表された。あわせてティザービジュアルと場面写真が披露された。
「MIRRORLIAR FILMS」(読み方:ミラーライアーフィルムズ)は、クリエイターの育成発掘を目的とする短編映画制作プロジェクト。2021~22年公開のSeason1~4では、俳優、映画監督、漫画家、ミュージシャンらが監督した36本の短編映画を発表した。
5月より順次公開となるSeason5~8は、多くの人に映画制作と触れ合ってもらう事を目的とした一般参加型プロジェクトとなっている。シーズンごとに地域に拠点を置き、「企業版ふるさと納税」の制度を活用した地域振興・教育事業として、官民一体の実行委員会の組成、市民参加の制作・上映、映像制作ワークショップを行う。
Season5には、著名クリエイターの作品から一般公募作品まで、多彩な短編映画が集結。横浜流星主演の「MIMI」を手掛けたのは、元理学療法士という経歴で得た感覚と感性で劇映画・ドキュメンタリーを創作する榊原有佑監督。「俳優は鏡をも騙す」という意味をもつプロジェクト名「MIRRORLIAR」を探求し、「鏡の奥を探る」をテーマにした作品となっている。プロジェクトのプロデューサーでもある阿部進之介、山田孝之、森永悠希らが共演したほか、山下幸輝がカメオ出演した。
「たてこもり」は、俳優をはじめ、コメディアン、画家、ミュージシャンなど多彩な分野で活躍する竹中直人が監督を務めた。お笑いコンビ「スクールゾーン」の橋本稜、俵山峻を主演に迎え、ちいさな喫茶店の一角で起こる壮大な群像劇を描く。
「変哲の竜」は、漫画家、俳優とマルチに活動する大橋裕之監督作。又吉直樹を主演、山田孝之と伊藤沙莉を共演に迎え、ふと嗅いだ“におい”をめぐる物語を紡ぐ。
さらに、一般公募から選出された3作品をラインアップ。22歳のリトアニア人、ピウス・マチュルスキス監督による「NAIKU」は、競争社会で生きる若者の葛藤、そして垣間見える暴力性と残酷さを描いた作品。2023年夕張国際映画祭短編部門でグランプリを獲得している。そのほか、池袋みらい国際映画祭で特別審査員賞を受賞した巖川虎太郎監督作「さようなら、あおいの赤いメガネンティティ」、下北沢映画祭にノミネーションされた十川雅司監督作「駆け抜けたら、海。」の計6作品となっている。
ティザービジュアルは、「監督は鏡に変化を与え、俳優は鏡をも騙す。」という本プロジェクトのタイトルにちなんで鏡をモチーフにしたデザイン。映画制作の固定概念を壊していくかのような、割られた鏡が印象的なビジュアルとなっている。
「MIRRORLIAR FILMS Season5」は5月31日公開。JOYSOUNDの対象機種を導入している全国のカラオケルームで利用できるサービス「みるハコ」と連携し、本作の鑑賞、オリジナル映像配信を行う予定だ。
各監督のコメント全文は以下の通り。
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