【いまから間に合う!】「スター・ウォーズ」アニメシリーズ「バッド・バッチ」をおさらい
2024年2月21日 15:00

「スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐」の“その後”を描くアニメシリーズ「バッド・バッチ」ファイナルシーズンの初回3話が、本日2月21日からディズニープラスで、日米同時配信される。本作は、異端のエリート部隊である「クローン・フォース99」(通称バッド・バッチ)が最後のミッションに挑む完結編。この記事では、これまでの物語、背景、注目点など、いまからでも間に合う“おさらい”ポイントをご紹介する。
 『スター・ウォーズ:バッド・バッチ』シーズン2 ディズニープラスにて独占配信中 (C)2024 Lucasfilm Ltd.
『スター・ウォーズ:バッド・バッチ』シーズン2 ディズニープラスにて独占配信中 (C)2024 Lucasfilm Ltd.本作は、「スター・ウォーズ」の生みの親であるジョージ・ルーカスの「クローンのなかにも、ほかと比べてユニークな能力の持ち主がいて、強化されたスキルをもつ特殊部隊のようなものが存在するのではないか」というアイディアをもとに、ルーカスからの信頼も厚い、ルーカスフィルムの最高クリエイティブ責任者(チーフ・クリエイティブ・オフィサー)であるデイブ・フィローニが制作した。
タイトルにもなっている「バッド・バッチ」とは、遺伝子操作で生み出された個性豊かなクローン兵士集団「クローン・フォース99」の通称。彼らは、その卓越したスキルを駆使し、銀河の星々で傭兵としてミッションに挑む。舞台は「シスの復讐」のあと、ジェダイ・オーダーが崩壊し、銀河帝国の支配が始まった暗黒の時代。彼らはクローンではあるが、ただ命令に従うだけのクローン兵としてではない、自らの意思をもって生きる道を模索していく。
 『スター・ウォーズ:バッド・バッチ』シーズン2 ディズニープラスにて独占配信中 (C)2024 Lucasfilm Ltd.
『スター・ウォーズ:バッド・バッチ』シーズン2 ディズニープラスにて独占配信中 (C)2024 Lucasfilm Ltd.劇中で活躍するのは、優れた感覚能力を生かしチームを指揮するリーダーのハンター、怪力で荒々しい性格のレッカー、頭脳派でスライサーとしても一流のテク、新たな仲間として加わった元レック(標準的なクローン・トルーパー)のエコー、貴重な“純粋なクローン”であることから帝国軍から狙われる少女のオメガ、そして帝国軍に対する価値観の違いから袂を分かつこととなったクロスヘアー。さまざまなミッションを遂行するなか、ユニークな個性を放つ彼らが、クローン戦争時代の旧友や新たな仲間に出会い、敵に立ち向かっていく。
予測不可能なストーリー展開で、ファンを魅了する本シリーズ。これまでにも、見た目は子どもであるオメガが、実はハンターたちよりも先に生まれたクローンであることや、オメガも知らなかった自身の“姉”の存在など、オメガの出生にまつわる驚きの秘密が明かされた。一方、エコーが自らの使命を見つけ、それを果たすためにチームを離れることを決意する場面、テクが自らを犠牲に仲間を助けるシーンなど、涙なしには見られないドラマチックな展開が続いた。
そして、シーズン2のラストでは、帝国軍にオメガが捕らえられ、ハンターらとオメガは離ればなれに。果たしてバッド・バッチは無事にオメガと再会できるのか――波乱の物語は、ついに最終章を迎える。
 『スター・ウォーズ:バッド・バッチ』シーズン2 ディズニープラスにて独占配信中 (C)2024 Lucasfilm Ltd.
『スター・ウォーズ:バッド・バッチ』シーズン2 ディズニープラスにて独占配信中 (C)2024 Lucasfilm Ltd.物語には、随所に“スター・ウォーズ”らしさがちりばめられている。手に汗握る痛快なアクションはもちろん、ハンターらとオメガが、まるで親子のように互いを思いやる絆の物語もエモーションに描かれる。彼らは、まだ子どものようなオメガに対し、傭兵としての武器の扱い方だけでなく、ひとりの人間として生き抜くための考え方や価値観を教え、育てていくのだ。
オメガのために船内に部屋を作ったレッカー、勉強を嫌がるオメガをたしなめるテク、オメガを守り抜くと約束するハンター。チームの一員として、成長するオメガの姿を温かく見守るハンターたちの表情は、愛する我が子を思う親そのものだ。同時に、どんな時もハンターたちを信じ続けるオメガの健気な姿に、心を打たれるはずだ。
そんな“親子の絆”のドラマは、ルーク・スカイウォーカーとダース・ベイダー、オリジナルドラマシリーズ「マンダロリアン」に登場したマンダロリアンとグローグーなどに通じる「スター・ウォーズ」の精神とも言うべき、絆の物語である。
 『スター・ウォーズ:バッド・バッチ』シーズン2 ディズニープラスにて独占配信中 (C)2024 Lucasfilm Ltd.
『スター・ウォーズ:バッド・バッチ』シーズン2 ディズニープラスにて独占配信中 (C)2024 Lucasfilm Ltd.銀河帝国の支配が始まった暗黒の時代という、いわば“空白の時間”を埋め、「スター・ウォーズ」の世界をさらに深掘りする本シリーズには、「シスの復讐」でアナキンをダークサイドに引きずり込み、帝国の最高権力者として、恐怖と暴政で銀河を支配するパルパティーン皇帝、「クローン・ウォーズ」シリーズに登場し、黄色いライトセーバーを巧みに操るアサージ・ヴェントレス、同シリーズで人気を博したキャプテン・レックスら、おなじみのキャラクターが数多く登場。過去の物語とのリンクを示している。
また、「マンダロリアン」で初登場した腕利きの暗殺者フェネック・シャンドや、パルパティーンをはじめとする銀河の権力者たちを顧客に抱える銀河一有能な賞金稼ぎキャド・ベインら、シリーズ屈指の人気者たちも参戦し、バッド・バッチの物語を盛り上げる。
「スター・ウォーズ バッド・バッチ」ファイナルシーズンは、本日2月21日から、初回3話一挙配信(全15話/以降毎週水曜日に1話ずつ配信)。
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