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松村北斗の“シームレスな思いやり”に上白石萌音の笑い止まらず「私が転ばずにいられるのも松村さんのおかげ」

2024年2月10日 14:15

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瀬尾まいこ氏の小説を映画化した「夜明けのすべて」の公開記念舞台挨拶が2月10日にTOHOシネマズ日比谷で行われ、ダブル主演を務めた松村北斗上白石萌音をはじめ、りょう、光石研三宅唱監督が登壇。それぞれが日頃、心がけている“思いやり”や“気遣い”について明かした。

本作は“栗田科学”という職場を舞台に、生きづらさを抱える山添くんと藤沢さんが特別な関係を紡いでいく物語。NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」で夫婦役を演じた松村と上白石が再共演を果たし、同僚役で最高の理解者となる関係性を演じた。

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「他人を思いやり、互いに歩み寄ることの大切さ」を描く映画にちなみ、自分自身が「日々心がけている思いやり」について聞かれた松村は「自己満足だと思うんですが」と切り出し、「仕事現場でたくさんの人数がいて、みんなで一斉に移動していくということがあるじゃないですか。後ろで会話が弾んでいる時に、僕が先陣を切って歩いているとして。ちょっとした段差に差し掛かった時に、後ろの人が会話に熱中していて気づかないんじゃないかと思って。でも『段差があるから、気をつけて』と言うのも…」と空気がおかしくなるのではと葛藤するそうで、その結果「『おお…』『うし!』と膝を曲げて倍くらい沈むようにしている」と身体で示すようにしているという。実演を交えながら話す松村に周囲も大笑いだったが、「普段グループ(SixTONES)でいて、あと5人いるので。誰にも怪我してほしくない」とメンバーを思ってのことだと話す。

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プロモーションなどで一緒に過ごすことも多かった上白石は「察知できていなかった」と松村の配慮に気づくことができなかったと語り、これには松村が「そこはシームレスですから。気づかない間に、潜在の中に入っていく」とにっこり。上白石が「じゃあ、本当に松村さんに感謝です。私が転ばずにいられるのも。ありがとうございます」と謝意を示すと、松村が「とんでもないです」と茶目っ気たっぷりに続き、会場を笑わせた。

次に同じ質問に答えた上白石だが、「(松村のエピソードが)強すぎて…」と笑いが止まらない。松村は「上映後ですから、(場内の)空気を壊さないように」、上白石が「どの口が言うんですか」とここでも丁々発止のやり取りを繰り広げ、さらに観客は大盛り上がり。気を取り直しつつ上白石は「映画の中でティッシュ配りをするシーンがあった。受け取ってもらえるとめちゃくちゃうれしい。その一瞬でも優しさってもらえる」としみじみと語り、「誰かにとってのいいお客さんでいたいなと思っています。コンビニでも、接客をしている人に『今のいいお客さんだったな』とちょっとでもほっこりしてもらえるように、ちゃんとお礼を言うとか。アメちゃんを配るように、優しさを置いていけるような人になりたい」と願い、りょうは「素敵なお話」と感銘を受けていた。

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またステージでは、三宅監督から主演の2人に向けて、これまでの感謝をしたためた手紙がサプライズで送られる場面もあった。司会が代読した手紙には、「松村さんと上白石さんがどういう人かを一言で言うと、お二人とも本気な人。本気だからこそ丁寧にやるし、本気だからこそユーモアも忘れない。その結果、柔らかくて穏やかな人になっている」とつづられていた。

さらに、「この映画の上白石萌音がすばらしいのは、相手が松村北斗だったからであり、この映画の松村北斗がすばらしいのは、相手が上白石萌音だったから。俳優という仕事は、なぜ美しいのか。その答えは『自分一人で輝くのではなく、一緒にいる相手を輝かせ、相手と共に輝くことができるからだ』とお二人が教えてくれました」と2人のコンビネーションが最高だったと書かれていた。

胸を熱くした松村と上白石は、三宅監督に人として惚れ込んでいること、三宅監督と一緒に本気になって映画を作れたことに、感謝を伝えていた。降段時にはみんなで、身体を大きく沈ませながら段差があることを表現するなど、最後まで息ぴったり、思いやりとユーモアいっぱいの舞台挨拶となった。

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