クリストファー・リーブさんドキュメンタリー映画をめぐり争奪戦
2024年2月1日 11:00
米インディペンデント映画の祭典サンダンス映画祭で、故クリストファー・リーブさんを題材にしたドキュメンタリー映画の争奪戦が繰り広げられていると、米Deadlineが報じている。
「Super Man: The Christopher Reeve Story(原題)」と題されたドキュメンタリー映画は、初代スーパーマンとして知られるリーブさんを題材にしている。リーブさんは「スーパーマン」(79)から「スーパーマン4 最強の敵」まで4度にわたりスーパーマン役を演じたことで知られる。
1995年に落馬事故に遭い、首から下が不随になった。その後、リハビリを続ける一方で、医療研究を精力的に支援していた。本ドキュメンタリーは、リーブさんの葛藤と勇気の物語を、未公開の家庭用ビデオや個人的なアーカイブを通して描いている。監督はイアン・ボノートとピーター・エテッドギーが、共同でメガホンをとる。
サンダンス映画祭で「Super Man: The Christopher Reeve Story(原題)」のワールドプレミアが行われると、争奪戦が勃発。「スーパーマン」を所有するワーナー・ブラザーズ・ディスカバリーがリードしており、ドキュメンタリー映画として破格の1500万ドルで配給権を獲得する見込みだという。ワーナーは、「スーパーマン」と併映する計画を立てているという。
2025年にはジェームズ・ガン監督の「スーパーマン:レガシー(原題)」の世界公開を予定していることから、「スーパーマン」ブームの起爆剤として期待しているようだ。