ジェイク・ギレンホール、ガイ・リッチー監督との“初タッグ作”を語る【辛口批評サイト95%高評価】
2024年1月25日 16:00

ジェイク・ギレンホールが主演し、ガイ・リッチーが監督を務めた映画「コヴェナント 約束の救出」のインタビュー映像が、このほど公開された。
「シャーロック・ホームズ」シリーズや「オペレーション・フォーチュン」など、数々の痛快なアクション・エンターテインメントを世に送り出してきたリッチー監督。今なお続くアフガニスタン問題とアフガン人通訳についてのドキュメンタリーから着想を得て、緊迫感に満ちた壮大な社会派ヒューマンドラマに初挑戦している。
描かれるのは、2018年のアフガニスタンを舞台にした、アメリカ軍曹長のジョン・キンリーとアフガン人通訳アーメッドの絆。今までのフィルモグラフィーとは対照的な作品でありながら、辛口批評サイト「Rotten Tomatoes」では98%支持(観客スコア/2024年1月15日時点)の高評価を受けるなど、観客から絶大な支持を得ている。
映像は、主人公のジョン・キンリーを演じたギレンホールが、リッチー監督との撮影秘話や、本作の魅力について語っているもの。本作について「ガイ・リッチー監督にとって、制作初期の段階で“2人の人間が正しいことをする”というこの映画の核を発見したことが重要だったのではないかと思います」と分析。また「最初にガイ・リッチー監督が言ったのは、楽しい雰囲気の中で映画をつくりたいということでした。僕自身も、創造性は緊張や堅苦しさではなく、面白さや楽しみから生まれると思っています」と明かした。
役柄について聞かれると「ジョン・キンリーはいい人間です」と語り、「僕はここ数年そういう役柄を演じることが多くなっているように思います」と自らのフィルモグラフィーを振り返る。
(C)2022 STX FINANCING, LLC. ALL RIGHTS RESERVEDキンリー曹長と、その相棒であるアフガン人通訳アーメッドの関係性が本作の魅力だと語りつつ「2人の複雑な関係は、とても少ない言葉で成立しています。そこが演者として面白いと思いました」と絶賛。
ギレンホール「言葉以外の交流によって成り立っている物語といえば、西部劇を思い出します。西部劇では同じ空間に座り、時には馬に乗ったりして言葉がなくても分かり合える関係が描かれますよね」
最後には「この作品はアクションでもありアドベンチャー映画でもあります。こういうジャンル映画に共通するのは、人の絆や感動が物語の核となっている点ですよね。ハラハラする内容を期待しつつ、最後には感動する自分がいます。感動的な映画は多くありますが、本作もそのうちの1つです。自分に何ができるかを考えるきっかけになります。そして何より面白い!」と熱いメッセージを寄せている。
なお、リッチー監督とギレンホールは本作が初タッグとなったが、リッチー監督の待機作である新作アクションにギレンホールの出演が決定。早くも2度目のタッグに期待が高まる。
「コヴェナント 約束の救出」は、2月23日から東京・TOHOシネマズ日比谷ほかで全国公開。
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