浅野ゆう子、令和版「大奥」でナレーションを担当「大奥は…女の牢獄にございます…」
2024年1月18日 23:09
本作は、さまざまな人間の思惑、嫉妬、憎悪、悲哀が渦巻く“女の社会の縮図=大奥”で、たった一つの愛を得ようともがく女たちの闘いを描いていく。
時は江戸中期、景気は悪化の一途をたどり、日本国民は質素、倹約、勤労の日々を強いられていた。格差は広がるばかりで、人々はこの景気を改善し、国と国民を豊かにしてくれる将軍の登場を待ちわびる。そんな中、主人公・五十宮倫子(いそのみや・ともこ/小芝)は、第10代将軍・徳川家治(とくがわ・いえはる/亀梨和也)との政略結婚を強いられ、京から江戸城本丸にある大奥へ渡ると、そこには1000人近くにもおよぶ将軍に仕える女性たちがいた。たった一人の天下人の寵愛を受けるべく、今、女たちの熾烈な戦いの火蓋が切られる。一方その頃、大奥を、江戸幕府を、混乱の渦に陥れようと、ある人物が陰謀を企てていて――。
2003年に初めてフジテレビの「火曜時代劇」枠で放送された「大奥」(2003年6月~8月)に瀧山役で出演していた浅野。他にも、深田恭子が主演を務めた「大奥スペシャル もうひとつの物語」(06年)や、沢尻エリカが主演を務めた「大奥 第一部 最凶の女/第二部 悲劇の姉妹」(16年)、木村文乃が主演を務めた「大奥 最終章」(19年)にも登場するなど、長きに渡りフジテレビの「大奥」シリーズで圧倒的な存在感を放ってきた。
そんな浅野は今回、新たな令和版「大奥」でナレーションとして物語を支えることに。「大奥」シリーズには欠かせない存在となった浅野が、その多彩な表現力でナレーションとしてドラマの世界観を丁寧に、繊細に紡ぎ、見る者を「大奥」の世界へ引き込む重要な役割を担う。
コメントは、以下の通り。
大奥総取締・瀧山を演じさせていただき、はや20年…。時を経て、新しい大奥にも携わらせていただく機会を頂戴しましたこと、とても光栄に存じます。大奥は…女の牢獄にございます…。牢獄の中で懸命に生きる女性たちの姿に、はらはらドキドキしながら、ナレーションを担当させていただいております。甘く切ない大奥の世界に、わたくしもご一緒させていただきます。
「大奥」を語るとき、浅野ゆう子さんは絶対に欠かせません。今の「大奥」を語る、「大奥」の人間ドラマを見つめるナレーションは浅野さんしかいないと思い、お願いしました。