目指したのは“キャラクター”から“人間”になる物語 「ワンダーハッチ」キャラクターに焦点当てる特別映像
2023年12月26日 14:00

実写とアニメで描く、ディズニープラスの日本発オリジナル冒険ファンタジー「ワンダーハッチ 空飛ぶ竜の島」(全8話)が、ディズニープラスで配信中だ。実写で描く「私たちが住む現実世界」の横須賀と、アニメで描く「ドラゴンが棲む異世界」のウーパナンタを舞台に、空想好きな女子高生・ナギ(中島セナ)と、ウーパナンタの落ちこぼれ“ドラゴン乗り”タイム(奥平大兼)が、「ふたつの世界に隠されたひとつの真実」をめぐる冒険に旅立つ。そんな実写とアニメがひとつの物語を紡ぐ本作のこだわり抜いた世界観、ふたつの世界に生きるキャラクターに焦点を当てた特別映像(https://youtu.be/ylmdKejX2lE)が公開された。
『ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-』 ディズニープラス「スター」で12月20日(水)より独占配信中 (C)2023 Disney特別映像では、音を聞くことで色が見える特殊な体質がきっかけで、周囲になじめず、繰り返し見るEにも悩まされるナギが、「信じられないくらい壮大な物語が広がっていることを」と呟くと、彼女の目の前に、突如タイムが現れる。ふたりの、そしてふたつの世界の運命が大きく動き出す瞬間だ。
ドラゴンの“声”を聞くことができず、落ちこぼれのドラゴン乗りとして扱われながらも、負けず嫌いで真っ直ぐな性格のタイム。さらに、タイムの相棒のドラゴン・ガフィン(声:武内駿輔)、タイムが憧れるドラゴン乗りの英雄として「アクタ空団」を指揮するアクタ(新田真剣佑)、謎のコンビニ店員・柴田とウーパナンタでは誰もが知る元伝説のドラゴン乗りのスペース(森田剛が二役)、ウーパナンタで神の島・ピュトンピュトに君臨する“最恐”にして最悪の存在・ジャイロ(声:津田健次郎)ら、異世界にも強烈な個性を放つキャラクターが勢ぞろいだ。
『ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-』 ディズニープラス「スター」で12月20日(水)より独占配信中 (C)2023 Disney
『ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-』 ディズニープラス「スター」で12月20日(水)より独占配信中 (C)2023 Disney映像には、フレッシュな若手俳優からベテランの実力派まで、幅広いキャスト陣が命を吹き込んだキャラクターたちの魅力があふれ、「ふたつの世界をどっちも守る!」とタイムが叫ぶように、ナギとタイムはふたつの世界の危機を救うことができるのか、物語の行方が気になる内容になっている。
巨大な“泡”に飛び込むことで、現実世界とウーパナンタのふたつの世界をつなぐ少年少女の物語は、メガホンをとった萩原健太郎監督の「少年漫画の主人公の多面的な成長を描く」という着想から生み出された。萩原監督は「主人公が異世界(アニメ)から現実世界(実写)にやって来て、異世界で通じていた思想が通じないなかで、さまざま出会いや事件を通して、より多面的なキャラクターに成長していく。現実世界に来たことによって、“キャラクター”から“人間”になる物語をやりたかった」と語る。
『ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-』 ディズニープラス「スター」で12月20日(水)より独占配信中 (C)2023 Disney作中のふたつの世界は萩原監督に加え、アニメ監督の大塚隆史とキャラクター原案・コンセプトアートを担当した出水ぽすかにより、豊かなアイディアで構築されていった。ガフィンは、現実世界にやってくるドラゴンでもあるため、実際の造形物も制作。立体でガフィンを見て、翼はどう動かすのがリアルになるかなど、さまざまなアイディアが現場で湧いてきたという。
『ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-』 ディズニープラス「スター」で12月20日(水)より独占配信中 (C)2023 Disneyさらに、ガフィンの帽子は「頭部が弱い」という設定のため、当初はヘルメットのようなものを考えていたところ、ウーパナンタにプラスチックは存在しない設定のため、ドラゴンの皮に。細部にまで、制作陣のこだわりが込められている。
フォトギャラリー
PR
©2025 Disney and its related entities
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
プレデター バッドランド
【うおお…むちゃくちゃ面白そう!!】ストーリーがエグい…!私が次に観る映画は絶対にコレ――!
提供:ディズニー
火の華
【あまりにも凄すぎた】“日本の暗部”に切り込んだ圧倒的衝撃作――フィクションかノンフィクションか?
提供:アニモプロデュース
盤上の向日葵
【「国宝」の次に観るべき極上日本映画に…】本作を推す! 魂の演技対決、至極のミステリー、圧巻ラスト
提供:松竹
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“人生の物語”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ
好きで好きで、狂いそうになる一作に出合いました
感情移入が止まらない。闇社会でもがく3人の青春と絆が、愛おしくて、たまらなくなる。
提供:THE SEVEN、ショウゲート