「ブラック・ジャック」連載50周年記念で24年3月に舞台化 アニメ版主演声優・大塚明夫も出演
2023年12月24日 22:00

手塚治虫氏の代表作のひとつである医療漫画「ブラック・ジャック」の連載50周年を記念し、「舞台『ブラック・ジャック』漫劇!! 手塚治虫 第5巻 The Fusion of Comics & Theater」の上演が決定した。アニメ版「ブラック・ジャック」で主演を務めている声優の大塚明夫が、“未来のブラック・ジャック”として出演する。
同公演では、ある日突然人の顔の形をした腫瘍が身体に現れてしゃべり出す「人面瘡」と、双子の姉の腹の中で18年間生き続けてきた畸形嚢腫が、ブラック・ジャックの手により人間の姿として生まれてくるという、ピノコ誕生の物語である「畸形嚢腫」の2編を舞台化する。

本公演では、最新テクノロジーを利用して「ブラック・ジャック」の世界観をリアルに再現。「人面瘡」では2体のロボットを使い、しゃべるロボットと俳優の芝居によってキャラクターを表現するほか、俳優の顔にキャラクターの絵柄を投影するムービングプロジェクションマッピングによって多重人格者を演じ分ける。「畸形嚢腫」では、四肢単体で稼動するロボットを組み合わせてピノコの全身を表現。ピノコの眼とブラック・ジャックのオペ用グラスにはカメラが内蔵されており、手術風景をスクリーンに投影し、2人の目線を切り替えながら進行する。また、どちらのエピソードでも原作漫画をイメージした背景をプロジェクターで投影し、その中で演劇が繰り広げられる。
大塚に加え、山岸理子、富田麻帆、大迫一平、白峰ゆり、近童弐吉、さひがしジュンペイ、乾直樹、野田晴美、那波隆史、湯浅雅恭、中丸新将、船橋裕一郎らが出演。12年以上にわたって手塚作品を舞台化してきた株式会社Human Art Theaterが企画・主催し、同社代表の工藤龍生が演出を務める。

2024年3月20~24日に東京・銀座 博品館劇場で全8公演を行い、千秋楽公演のみ上演後にトークショーが実施される。前売りチケット価格はSS席(特典付き)が1万3000円、S席(特典付き)が1万1000円、A席が9000円、B席が7000円で、1月11日から販売開始。ライブ/アーカイブ配信チケットは5000円。
なお、1月初旬には本公演の追加情報が公開される予定となっている。大塚、工藤からのコメント全文は以下のとおり。

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