【東京コミコン2023】マッツ・ミケルセン、出演したいのはリアルホラーとカンフーもの！　投げキッスに会場沸く

千葉・幕張メッセで開催中のポップカルチャーの祭典「東京コミックコンベンション2023」（以下、東京コミコン）のステージイベントに12月9日、米TVシリーズ「ハンニバル」や「ドクター・ストレンジ」で知られるマッツ・ミケルセンが登壇。登場早々に投げキッスをするとファンから歓声が上がった。

ミケルセンは日本食が好きだといい、「全部好きです。寿司、神戸牛もなんでも美味しくて、日本はどんなに小さなお店に入ってもいつも満足しています」とにっこり。「ハンニバル」シリーズのファンから食べ物に関する質問が寄せられると、「興味深いのですが、日本は『ハンニバル』のファンの方が多いです。どうして人肉を食べるようなキャラが好きなのか不思議です」と苦笑する。

「生まれたときからそんなに素敵なのですか？」という質問には、「意識はしていないですが、今は年をとって服に気をつかうようになりました。今日は違いますがいつもはカジュアルにしていて、それがラッキーなことに似合うこともあると思う」と回答。座った状態でダンディーなポーズを求められると、「もっと面白いものができます」と“考える人のポーズ”をして笑わせた。

「ドクター・ストレンジ」で共演したベネディクト・カンバーバッチとは、今回東京コミコンのゲストとして再会している。「素晴らしい俳優であり、素晴らしい人。共演できて光栄でした」としつつ、「今回は戦っていません。ベネディクトはかなりワークアウトして鍛えていそうで、私は今回鍛えていないのでやめておきました」と笑わせる。

「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」にも出演し、次はどんな作品に出演したいのか聞かれると、「最近よく言っているのはゾンビ映画です。次はゾンビになって出たいです」と明かし、「ジャンルとして出演していないものがあって、それがリアルホラーもの。カンフーものも年を取り過ぎないうちにやってみたいです」と話していた。

イベントでは、ファンからの要望に応えてデンマーク語で「大好き」という言葉をミケルセンが教える一幕も。練習したファンが声をそろえてミケルセンに「大好き」と伝えると、嬉しそうな笑顔を浮かべていた。

「東京コミコン2023」は、千葉県・幕張メッセで12月10日まで開催される。ミケルセンは撮影・サイン券が追加で発売されることが発表され、疲労を心配されると「疲れるために来ています」と笑顔を見せていた。