吉高由里子が自由を求め闘った伊藤野枝に「風よ あらしよ 劇場版」予告編、場面写真公開
2023年12月1日 13:00

吉高由里子が主演し、2022年にNHKBS4K・8Kで放送された特集ドラマを映画化した「風よ あらしよ 劇場版」の予告編、場面写真12点が公開された。
吉川英治文学賞を受賞した村山由佳の評伝小説「風よ あらしよ」(集英社文庫)を原作に、今から100年前、筆一本の力で、結婚制度や社会道徳に真正面から異議を申し立てた伊藤野枝の生涯を描く。脚本は、向田邦子賞を受賞した矢島弘一が手掛け、演出はNHK連続テレビ小説「花子とアン」のディレクターも務めた柳川強が担い、吉高と9年ぶりにタッグを組んだ。

女性解放運動家の伊藤野枝は、平塚らいてうの「元始、女性は太陽であった」という言葉に感銘を受け、バイタリティ溢れる情熱で「青鞜社」に参加すると、ジェンダー格差や貧困などの社会矛盾に異議を申し立てていく。伊藤野枝を演じたのは吉高由里子。また平塚らいてうを松下奈緒、野枝の第一の夫、ダダイスト・辻潤を稲垣吾郎が、また後のパートナーとなる無政府主義者・大杉栄を永山瑛太が演じる。
予告編は、暮らしの中であらゆる社会矛盾に異議を申し立て、反感を買いながらも“新しい女性”の生き方についてひたむきにその思いを貫く野枝の情熱、その後の関東大震災発生による不安や混沌とした空気感が最大限に引きだされた映像だ。2024年2月9日から新宿ピカデリーほか全国で順次公開。
(C)風よ あらしよ 2024
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