このアクションがすごい! 2分間ワンカットで壮絶すぎる肉弾戦を活写 ジェラルド・バトラー「疲れたが…」
2023年11月24日 12:00

ジェラルド・バトラーが主演し、辛口批評サイト「ロッテン・トマト」で94%支持(観客スコア/11月14日時点)の高評価を受けているハイブリッド・サバイバルアクション映画「ロスト・フライト」(11月23日公開)から、壮絶なアクションシーンをとらえた本編映像が披露された。
物語は反政府ゲリラが支配する“世界最悪の島”に不時着した航空機を軸に、“不時着した航空機の機長”と、“その航空機に乗り合わせた殺人犯”が、極限状況下で生き残るため共闘する様子を描く。
そして映像は、主人公のトランス機長(演:バトラー)が、島のゲリラに奇襲をかけられるシーン。約2分間ワンカットで撮影されており、肉弾戦の臨場感と、生きるか死ぬかのリアリティが強く印象に残る内容となっている。

悪天候のなか、落雷でコントロールを失った航空機のブレイザー119便は、奇跡的にフィリピンのホロ島に不時着する。機長のトランスや乗客ら17名はからくも一命をとりとめたが、不時着した場所は凶暴な反政府ゲリラが支配する無法地帯だった。ゲリラたちが迫りくる中、トランス機長は生き残りをかけ、乗客の1人だった移送中の犯罪者ガスパールと手を組む。
乗客を守るべく奮闘するトランス役をジェラルド・バトラーが務め、トランスと手を組むことになる謎めいた犯罪者のガスパール役にドラマ「ルーク・ケイジ」で知られるマイク・コルター。
元MI6という経歴を持つスパイ小説家チャールズ・カミングが執筆した脚本をもとに、「アサルト13 要塞警察」「ジャック・メスリーヌ フランスで社会の敵(パブリック・エネミー)No.1と呼ばれた男」のジャン=フランソワ・リシェ監督がメガホンをとった。

不時着した場所がどこかもわからないトレイルブレイザー119便の一行は、途方に暮れていた。無線機も落雷により故障し、連絡手段すらなくなってしまったからだ。
トランス機長はここで機転を利かせる。不時着寸前に、島内のどこかに建物があることを上空から確認しており、もしかしたらその建物に外部との連絡手段があるかもしれない、というのだ。
移送中の犯罪者ガスパールを連れ、捜索に向かうトランス機長。一瞬目を離したすきにガスパールは姿をくらましたが、それよりも大事なことは、連絡手段があるか否かの確認だ。もともとは何かの施設だったらしい建物内部で無線を発見。誰に電話するか悩んだ結果、最愛の娘に連絡することにした。
娘に「航空会社トレイルブレイザーへの伝言」を頼むトランス。「これから言うことを至急トレイルブレイザーに伝えてくれ」「今いるのはスールー諸島のどこかだ。無線が無くて特定できない」。突如、トランスを何者かが背後から襲撃する……。
襲撃をかけたのは、現地のゲリラだった。防戦一方かと思いきや、元英空軍所属のトランスは果敢に応戦。観ているこちらが息が詰まり、疲労困憊になりそうなほど重厚感たっぷりの肉弾戦を繰り広げる。
本作はネイビーシールズの俳優が傭兵役を務めるなど、徹底してリアリティが追求されている。この映像の2分にもおよぶ接近戦はワンカット(またはワンテイク、ワンショット)で撮影されており、スタント・コーディネーターのジム・チャーチマンは「彼らは壁に激突したり、机をひっくり返したり、殴り合ったりした。本当にリアルな戦いだったよ」と振り返る。
さらに撮影監督のブレンダン・ガルビンも、「いかにもジェリー(ジェラルド・バトラーの愛称)らしかった! 監督と私はワンテイクで撮影することで、あのシーンに真に迫った力を加えられると思ったんだ」と意図を解説。当のバトラー自身も「あそこまで撮影現場で肉体的に疲れる1日を過ごすことはこの数年なかった。でもその価値があったな!」とコメントし、仕上がりに大きな自信をのぞかせている。
「ロスト・フライト」は全国で公開中。
(C)2022 Plane Film Holdings, LLC. All Rights Reserved.
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