山田涼介×浜辺美波「サイレントラブ」本予告・本ポスター完成&公開日決定! 主題歌は「Mrs. GREEN APPLE」

2023年11月10日 07:00


“世界でいちばん静かな”ラブストーリー
“世界でいちばん静かな”ラブストーリー

山田涼介が主演し、ヒロイン役で浜辺美波が共演する「サイレントラブ」が、2024年1月26日に全国公開されることがわかった。主題歌は「Mrs. GREEN APPLE」が書き下ろした新曲「ナハトムジーク」に決定し、同曲を使用した本予告(https://www.youtube.com/watch?v=f-v_zSvacvg)と本ポスターが披露されるとともに、新キャストとして野村周平古田新太の出演が発表された。

ある出来事をきっかけに声を捨て、毎日をただ生きているだけの蒼(山田)。ある日、不慮の事故で視力を失い絶望の中でもがく音大生・美夏(浜辺)と出会う。何があってもピアニストになるという夢を諦めない美夏に心を奪われた蒼は、彼女をすべての危険から守ろうとする。だが、美夏に想いを伝える方法は、そっと触れる人差し指とガムランボールの音色だけ。蒼の不器用すぎる優しさが、ようやく美夏の傷ついた心に届き始めた時、運命の濁流がふたりを飲み込んでいく。

本作が恋愛映画初主演となる山田は、不器用な主人公・蒼を繊細に演じ、新境地を開拓。浜辺は、蒼と出逢うことで絶望の淵から希望を見出していく難役に挑んだ。メガホンをとったのは、「ミッドナイトスワン」で日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した内田英治監督。自らオリジナル脚本を手掛け、切ないラブストーリーを紡ぐ。音楽は、「風の谷のナウシカ」「千と千尋の神隠し」などのスタジオジブリ作品をはじめ数多くの映画音楽を手掛けてきた久石譲が担当し、優しくもどこか切ない音色が二人の物語を彩る。

新キャストとして発表された野村が演じるのは、美夏(浜辺)が通う音楽大学の非常勤講師・北村悠真役。蒼(山田)に自分のふりをして美夏のためにピアノを弾いてほしいと頼まれたことから、2人の人生に深く関わっていく。一方、古田は大学の校務員として蒼と共に働く柞田役で出演。社会の日陰で生きる人間の反骨精神を、優しさとユーモアを添えて体現した。

「Mrs. GREEN APPLE」
「Mrs. GREEN APPLE」

映像では、「Mrs. GREEN APPLE」による書き下ろし主題歌「ナハトムジーク」にのせて、蒼と美夏の運命的な出会いから、やがてお互いに惹かれあう様子、そして2人に訪れる切ない展開が映し出されていく。「君の夢を叶えたい」「すべてのものから守りたかった」という蒼の想いは美夏を優しく包み込むが、言葉を介さない2人の関係は周囲の人間を巻き込んでいく。

「Mrs. GREEN APPLE」は、「恋をするって、愛に気付かされるって、残酷ながら美しく、素敵なことだなと改めて感じることが出来る、そんな作品だと、僕らは思います」とコメント。山田は主題歌について、「人は誰もが何かを抱えながら、強くもがいて生きているのだと、歌詞から、大森さんの唄声からひしひしと感じた」と語り、浜辺も「主題歌を聴き、やっと今、あの美夏として過ごした日々が完結し報われたように感じました」と感謝の言葉を寄せた。

山田、浜辺、「Mrs. GREEN APPLE」のコメント全文は以下の通り。


山田涼介

この歌を聴いた時、簡単な言葉で表したくないですが、、なんて静かなのに激しいんだ。。と。蒼を演じていた時を思い出し、苦しく切なくなりました。

ただ、人は誰もが何かを抱えながら、強くもがいて生きているのだと、歌詞から、大森さんの唄声からひしひしと感じ、サイレントラブをより華やかに彩ってくださっている。心に響く歌だ、、と感銘を受けました。

この映画の静けさの中で、久石さんが作り出す音色の世界、そして、Mrs. GREEN APPLEが奏でる音楽に魅せられていただきたいと思います。


浜辺美波

「サイレント」と題名に入った映画ですから、劇中では言葉ではなく静かに心を汲み取る場面が多い作品となっております。ですが一人一人の役柄に焦点を当てると、私自身が演じた役もそうですし、どの役も心の中では葛藤と叫びたい想いを抱えている苦しさがあります。

この主題歌は、映画の中の切実な声を腹の底から叫びながらも、その心さえも優しさで包み込まれているように感じました。撮影は全編終了し、ストーリーとしては完結してはおりますが、この主題歌を聴き、やっと今、あの美夏として過ごした日々が完結し報われたように感じました。

素晴らしい主題歌をご提供いただき、とても幸せです。


【「Mrs. GREEN APPLE」】

「ナハトムジーク」という楽曲を書き下ろしさせていただきましたMrs. GREEN APPLEです。

サイレントラブ

人を思うとは、過去を背負うとは、幸せを描くとは、とても普遍的な綺麗事ではない題材を抱えた作品だと、まず思いました。

恋をするって、愛に気付かされるって、残酷ながら美しく、素敵なことだなと改めて感じることが出来る、そんな作品だと、僕らは思います。

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