深川麻衣、ケイト・スペードのブルーコーデで登場! 「自分が好きな格好をするのが1番」
2023年10月27日 15:30

深川麻衣が主演する「人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした」の、ファッションブランド「ケイト・スペード ニューヨーク」のサポートによる試写会が10月26日、東京のユナイテッド・シネマ豊洲で開催。深川をはじめ、スペシャルゲストのバービー、「ケイト・スペード」プレジデントの柳澤綾子氏が、“ありのままの自分を肯定することの大切さ”を語り合うトークショーに登壇した。
(C)2023映画「人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした」製作委員会本企画は、人生に行き詰まった元アイドルのアラサーの葛藤と再生を描く本作と、女性のエンパワーメントとメンタルヘルスに関する活動に精力的に取り組む「ケイト・スペード ニューヨーク」のテーマが合致することで実現。上映後、ステージに上がった深川、バービー、柳澤氏は、同ブランドのアイテムを身につけて登場。ブルーのシャツワンピース姿の深川は、「鮮やかな青いワンピースを着させていただいたので、青いタイツに青いパンプスを履いています。どこまでも青です」と、オールブルーのコーディネートを披露した。
(C)2023映画「人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした」製作委員会今回のコラボレーションについて、柳澤氏は「この素敵な映画を撮られた穐山茉由監督は、実はケイト・スペード ニューヨークのPRも務めていて、私たちと15年以上も一緒に仕事をしているんです。彼女が映画監督になっていく道のりを見てきましたので、彼女の大ファンとして皆でサポートをしたい」と述べた。柳澤氏が「ブランドとして推進していきたい活動を体現している方」として紹介し、同ブランドの指名で招かれたのが、ジェンダー論や女性ならではの身体の変化や悩みについて発信しているバービーだ。本作を鑑賞したバービーは、「自分を見ているようでした」と、主人公・安希子への共感を示した。
この日は、「恋をしている時にオススメのファッション」についてもトークを繰り広げた。深川は「もし好きな人がいて、その人の好みが分かっているとしたら、あえてそちらに寄せてみるのも楽しみのひとつかなとは思います」と思案しながら、「分からなかったら、やっぱり自分が好きな格好をするのが1番。お気に入りの服を着ていると顔も生き生きとする」と語った。
(C)2023映画「人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした」製作委員会さらにタイトルにちなみ、“詰んだ”経験を問われたバービーは、「1番詰んだのは、“世界の果てまで”いくような番組で、土屋太鳳さんのダンスのモノマネをした時に、アキレス腱を“キッテQ”しちゃった」と、某番組を彷ふつとさせる語りで、笑いを誘う。「番組にも迷惑をかけるし、入院した病室では事務所の社長とテレビ局の偉い人が話し込んだりしているし。『詰んだ……』と思いました」「結局オンエアしてもらえて、笑いに包まれた形になりました」と振り返る。さらに、「それが、芸人以外のことを発信するきっかけになった。体を張る仕事がダメならば……となった時に、違うものをやることができた。結果的に良かったのかなと思います」と、アキレス腱を切ってどん底を味わったことが、次のステップに結びついたと明かした。
(C)2023映画「人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした」製作委員会最後にバービーは「劇中で『恥をかいても、死にはしない』というセリフがあるんですが、私はそれが大好き。そう思ったら何でもできる。そう思える素敵な作品です」とアピール。深川は、「SNSなどがどんどん発達して、いろいろな人の投稿が目に入り、人と自分を比べざるをえないような状況も多いと思います。そんななか、失敗しても自分を責めるのではなく、『そのままでいいんだよ』と弱い部分も肯定してくれるような映画になっていると思います」と心を込め、会場から拍手を浴びていた。
本作は、元「SDN48」のメンバーで作家の大木亜希子の実録私小説(祥伝社刊)を映画化するもの。人生に行き詰まったアラサー・安希子と、56歳のサラリーマン・ササポンの、普通では想像がつかない共同生活を描く。
「人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした」は、11月3日から全国公開。
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