松岡茉優、「愛にイナズマ」鑑賞後の佐藤浩市のリアクションに「イナズマがはしりました」
2023年10月11日 20:40
「舟を編む」などの石井監督のオリジナル脚本による本作。映画監督としてデビュー寸前に卑怯な大人たちに夢を奪われた花子(松岡)が、運命的な出会いを果たした正夫(窪田)、10年ぶりに顔を合わせた父親(佐藤)、兄たち(池松、若葉)と共に理不尽な社会に反撃の狼煙をあげるさまを痛快に描き出す。
松岡と窪田は初共演となったが、窪田は松岡について「こんなに軸の強い女性はいないんじゃないかと思います。現場で大黒柱となって突き詰めていってくれて、そのストイックさ、役への向き合い方を近くで見られて刺激的でした」と絶賛。「恐縮です」とかしこまる松岡に、佐藤が「普段からほとんど花子だもんね?」とふると、松岡は「私がですか? (劇中で)『クソ』とか言ってますよ(笑)?」と驚き。佐藤は「いいじゃない。たまにそういう本音が出ても」と優しく頷いた。
映画後半、10年ぶりに家族が集い、ぶつかり合いながらも絆を取り戻していくさまは大きな見どころだが、石井監督は「特別な才能を持った方々が集まっています。そういう場合、我が出てしまい、うまくいかないことも多いんですけど、今回はそういうことが全くなかったです。僕はずっと笑っていて、ほとんど何もしてないです。才能のぶつかり合いを一番近くで見るのが仕事でした」と満足そうに語る。
佐藤は「四十何年やってきて、家族のこういうシチュエーションは何度もあったけど、これくらい気持ちよくアンサンブルが決まるって本当に稀有なこと。楽しくてしょうがなかった」と笑顔で述懐した。
この日は、タイトルにちなんでキャスト陣が「イナズマがはしった瞬間」を明かしたが、松岡は、本作を関係者向けの試写で佐藤の隣で鑑賞した際、エンドロール後に佐藤が松岡に向けてガッツポーズをしたことを明かし、「浩市さんのお顔を見て、浩市さんの中での花子を私が演じられたのかなと思えた瞬間で、嬉しくてイナズマがはしりました」とニッコリ。佐藤は同じ試写で、自身が出ていない前半のパートでの花子の姿に「うちの子、こんなに苦労していたのかと思い、イナズマがはしりました」と“娘”をねぎらった。
若葉は同じ問いに「オペルクリカリアパキプスという、15万円する植物を買いました。値段を見てイナズマがはしりました」と明かし、これには登壇陣も驚愕。窪田は、舞台挨拶前に受けていた取材場所にスタイリストが靴を忘れてしまったそうで「(挨拶開始の)5分前まで靴が届かずびっくりしました」と明かし、会場は笑いに包まれた。
「愛にイナズマ」は10月27日から公開。
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