脳をハッキングし、人を自在に操る謎の男が初登場 ベン・アフレック主演「ドミノ」本編映像
2023年10月5日 12:00
ベン・アフレックとロバート・ロドリゲス監督がタッグを組んだ「ドミノ」の本編映像の一部が披露された。アフレック演じる刑事ロークと、ウィリアム・フィクトナー演じる“謎の男”が銀行を舞台に急接近するシーンを収めている。
最愛の娘が行方不明になり心身のバランスを崩しながらも、正気を保つために刑事の仕事に復帰した主人公ダニー・ローク(アフレック)。カウンセリング中に「オースティン銀行で23番の貸金庫が狙われる」というタレコミが入り、銀行に急行したロークは、怪しい動きをする“謎の男”を発見する。
本編映像は、男が銀行の受付に現れる場面から始まる。「おはようございます」と応じる受付の女性に、「おはよう? もう午後遅いぞ」と告げる。時計は午前9時を過ぎたばかりだが、男に脳をハッキングされた彼女は「もう午後遅いです」と窓口を閉鎖してしまう。
その頃、貸金庫に先回りしたロークが23番の貸金庫を開けると、中には娘のミニーの写真があり、“レブ・デルレーンを見つけろ”というメッセージが記されていた。時を同じくして、ロビーには男に操られている警備員ふたりが現れ、ライフルで居合わせた客を威嚇する。
行内の異変に気付いたロークが銃を構えて身を隠すと、先ほどの銀行員が現れ、迷いなく23番の貸金庫を開けようとする。「動くな。警察だ」と銃を突きつけるが、脳をハッキングされた女性は一切動じない。そして、彼女の視点が一点に向けられると、振り返ったロークに向かって、ふたりの警備員がライフルを放つ。
何ごともなかったかのように貸金庫のボックスを手にした女性は、警備員を従えてトラックに乗り込んでいく。防弾チョッキに命を守られたロークが外へと急ぐうちに、女性が急発進させたトラックは停車中の車に突進し、トラックは大横転してしまう。
娘を見つける唯一の手かがりとなる“レブ・デルレーン”とは誰なのか。脳をハッキングし、言葉だけで人を自在に操る能力を持つ謎の男は何者なのか。ロドリゲス監督が生み出した、ドミノのように謎が謎を呼ぶ展開が気になる映像となっている。
「ドミノ」は10月27日から公開。
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