品川ヒロシ監督、倉悠貴らヤンキー役の健闘を称える「みんなボロボロ。かっこよかった」
2023年10月2日 13:00

品川ヒロシ監督作「OUT」の完成披露上映会が10月1日に東京・新宿ピカデリーで行われ、倉悠貴、醍醐虎汰朗、与田祐希(乃木坂46)、水上恒司、與那城奨(JO1)、大平祥生(JO1)、金城碧海(JO1)、品川監督が出席した。

原作は、累計発行部数650万部を突破する人気ヤンキー漫画。品川が自身の青春時代を綴り、自らの手で実写映画化したベストセラー小説「ドロップ」の後日談で、品川の中学からの友人である井口達也の破天荒な人生を、新たな仲間たちとの絆を通して描く実録青春映画だ。
主人公である伝説の超不良・井口達也に抜てきされた倉は「僕、めちゃくちゃヤンキーではないので……」と会場の笑いを誘いつつ、「普段とは全然違うので、強く見えるように心がけました。強く見えていたらうれしいです」と新境地への心境を明かした。丹沢敦司役の醍醐は「ネジを外さないといけない役。ネジを外して頑張りました」、安倍要役の水上恒司も「声を枯れさせてやっていました」とヤンキー役へのこだわりを吐露し、さらに「めちゃくちゃ食べました。ジムの一番カロリーの高いプロテインを買った」とパンプアップして撮影に臨んだと話した。

ヤンキーたちの戦いを熱量と共に描き切った品川監督は、「みんな、ヤンキーを通っていない子たち。ただギラギラしている感じは、みんなの中にも『この世界を勝ち残る』という感じがあると思うので、仕事に対するストイックさ、ギラギラした部分を出してくれたらなと思っていた」と役者陣に託した思いを口にし、「撮影に至るまでにも、アクション練習をやってもらったり、身体を鍛えてもらったりした。それが映画に出たかなと思っている」と完成作に胸を張る。その言葉通り、生々しいアクションシーンが見どころとなるが、倉は「拳が腫れたり、最後の立ち回りは本当に疲れてしまった」と苦笑い。品川監督は「みんなボロボロだったと思います。かっこよかった」と健闘を称えていた。


JO1の3人は、本作で実写映画初出演を果たした。3人もジムに通ってアクション練習に励んだそうで、長嶋圭吾役の與那城は「それぞれ使う武器や(アクションの)スタイルが違ったので、アクション練習もすごく大変でした。碧海はもともと動けますが、僕と祥生はアクションが初めて。頑張りました」とにっこり。目黒修也役の大平は「一人でも練習に行っていた」と自主練にも打ち込んだという。沢村良役の金城は「練習場にミットなどを買ったりした。今は他のメンバーが使っています」と裏話を披露していた。


またこの日は、劇中で描かれる達也と要の相撲対決にちなみ、キャスト同士で尻相撲対決を行う場面も。大平VS金城、醍醐VS水上、倉VS與那城で一回戦に挑み、その勝者となった金城、水上、與那城の3人で決勝戦を実施。金城が華麗に二人を押し出し、見事に勝利を獲得した。喜びのダンスを踊った金城は、「めちゃくちゃうれしいです。JO1としてもこうやって作品に携わることができて本当にうれしい気持ちでいっぱいです。たくさんの人に観てもらいたいと思っています」としっかりと映画をアピールし、大きな拍手を浴びていた。

「OUT」は、11月17日から公開。
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