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北乃きい“メガネ愛”語る メガネ産業の礎を描く主演作「おしょりん」完成

2023年10月2日 13:30

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藤岡陽子氏の小説を原作に、日本産メガネの95%を生産している聖地・福井県のメガネ産業の礎を築いた人々の情熱と愛を描いた「おしょりん」の完成披露上映会が10月1日、都内で行われ、主演の北乃きい森崎ウィン、かたせ梨乃、小泉孝太郎児玉宜久監督が出席した。

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主人公・増永むめ役の北乃は、女性の自由が少なかった時代に、メガネづくりを成功させるという夢を通して、心の自由を手にした女性を生き生きと演じた。実在の人物を演じたことに「やはり、プレッシャーがあった」と明かし、「リスペクトを忘れずに、むめさんを生き抜きたいなと思った」と回想。ロケ地となった福井の人々に感謝を示し、「諦めずに夢を追い続ける姿がピュアに描かれている。何かに挑戦したいが、一歩を踏み出せない人の背中を押してくれる映画ですし、福井に行きたいなと思ってもらえるはず」と話していた。

完成披露上映会が行われた10月1日は、日本眼鏡関連団体協議会が1997年に制定した「メガネの日」にあたり、北乃は「小さい頃からメガネをかけておりまして、映画にも小さな女の子が、メガネのすごさを教えてくれるシーンがあり、自分もそんな体験をしたなと思いだした」と“メガネ愛”を語る場面も。また、自身が情熱を注いでいるのは「仕事しか思いつかない」とも語り、「人生でこんなに長く続いたことはない。現在進行形で熱中している」と俳優業への思いも熱弁していた。

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森崎は、撮影中のオフ日に、福井県・鯖江市で作ったというメガネを着用し登壇。「これはどうしても、今日というこの日にかけたいなと思った」とこだわりを明かした。一方、森崎とは兄弟役で出演した小泉は、「ウィンくんが現場で(役として)佇んでいた」と感謝の言葉。かたせは、兄弟の母親を演じており「私財を投げうって、子どもを信じて、もっと大きな夢を見させてもらった」と役柄を語っていた。

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撮影は、2022年2月から4月にかけ、福井県をはじめ県内17市町、100を超える県内企業が協力しオール福井ロケで行われた。日本三大松原として知られる気比の松原(敦賀市)、旧谷口家(住宅国指定重要文化財/越前市)、西野本家住宅(登録有形文化財/越前市)、おさごえ民家園(福井市)、旧岸名邸(登録有形文化財/坂井市)、旧森田銀行(登録有形文化財/坂井市)など、多くの景勝地が映し出される。

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児玉監督は「偏りがないように、福井県の随所で撮影がしたかった。時間はかかりましたが、いろんな土地のいろんな皆さんのお顔を見ながら、いい場所で撮影ができた」と満足気だった。

おしょりん」は、10月20日から福井県にて先行公開、11月3日から角川シネマ有楽町ほか全国公開。森崎が、アーティスト“MORISAKI WIN”名義で、自身初となる映画のタイアップ曲「Dear」を手がける。

【あらすじ】
 明治37年、福井県足羽郡麻生津村の庄屋の長男である増永五左衛門(小泉孝太郎)の妻・むめ(北乃きい)は、育児と家事に追われる日々を過ごしていた。そんなある日、大阪で働いていた五左衛門の弟・幸八(森崎ウィン)が帰郷し、村をあげてメガネ作りに取り組まないかと提案する。その頃メガネはまだほとんど知られていなかったが、活字文化の普及により今後は必需品になるというのだ。成功すれば、冬は収穫のない豪雪地の農家を助けることができる。初めは反対していた五左衛門も、視力の弱い子どもがメガネをかけて喜ぶ姿を見て挑戦を決め、村の人々を集めて工場を立ちあげる。

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