実写版「ONE PIECE」大ヒットの裏に「カウボーイビバップ」の反省
2023年9月14日 11:00

Netflixの実写版「ONE PIECE」が、同サービスのテレビ番組として2週連続でトップの座を維持した。9月4日から10日までの1週間で1930万回、その前週は1850万回の視聴回数を記録している。
尾田栄一郎氏による人気コミックを実写化した本作が成功を収めた背景には、日本発の人気アニメを実写化した「カウボーイビバップ」の失敗があると、米Deadlineは分析。いずれもトゥモロー・スタジオ(「プリズン・ブレイク」)が制作している。
実写版「カウボーイビバップ」の実写化はファンからの厳しい評価を受けて、1シーズンで打ち切られている。その経験を踏まえ、Netflixとトゥモロー・スタジオは、実写版「ONE PIECE」に細心の注意を払ったという。有名俳優を起用せず、無名のイニャキ・ゴドイをルフィ役に起用したのも“原作に忠実”であろうとしたためだ。
Netflixはソーシャルメディアでグローバルにキャンペーンを展開しており、TikTokでの「#onepiecenetflix」の検索インプレッションは40億を超えている。とくに、実写版のキャストが漫画版「ONE PIECE」第11巻の表紙を再現した写真は、ファンの熱狂を呼んだ。
同時に、実写ならではの魅力を組み込むことを意識した、と、最初の2話の演出を手がけたマーク・ジョブスト監督は語っている。
「はじめに(製作総指揮の)スティーブン(・マエダ)、マット(・オーウェンズ)と、なぜこの実写版を作るのか、徹底的に話しあった。素晴らしい漫画がすでにあり、大成功しているアニメもある。なぜ実写版を作るのか? まずは新しい要素を加えることができるかどうか確かめておきたかった。他のメディアには出来ない、この素晴らしい世界に加えることができる実写ならではの要素とはなにか、と」
「ONE PIECE」がこのまま好調を続ければ、Netflixのオリジナルドラマとして歴代トップ10に入る可能性もありそうだ。
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