【まさかの実話】元アイドル＆おっさんの同居生活スタート!?　「つんドル」予告＆ビジュアル披露、「ねぐせ。」が主題歌担当

2023年9月14日 08:00

深川麻衣と井浦新が共演し、元「SDN48」のメンバーで作家の大木亜希子の実録私小説を映画化する「人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした」の予告編、ティザービジュアル、紙兎ロペとのコラボ映像（https://youtu.be/7d2UVJWRemE）がお披露目され、新キャスト7人が発表された。あわせて、注目の4人組バンド「ねぐせ。」が初の映画主題歌に挑み、初の書き下ろし楽曲「サンデイモーニング」を手がけていることがわかった。

原作者の大木は、14歳で芸能界入りし、俳優業を経て「SDN48」として活動をスタート。19年に上梓した原作小説は、衝撃的なタイトルとは裏腹に女性読者を中心に共感の声が広がり、21年には「つんドル！　人生に詰んだ元アイドルの事情」（全3巻）のタイトルでコミカライズされた。映画版では、穐山茉由（「シノノメ色の週末」）が監督、坪田文（「美しい彼」シリーズ）が脚本を担当した。

新たに出演が発表された松浦りょうと柳ゆり菜は、元アイドルの主人公・安希子（深川）のアラサー仲間を演じる。安希子を惑わすクズ男・浩介役に猪塚健太、安希子のバイト先の後輩役に森高愛、飲み会で知り合ったかわいいメンズ役に三宅亮輔を配した。さらに、就活で知り合う雑誌の編集長役の河井青葉、安希子が通う精神科の先生役の柳憂怜も顔をそろえた。

主題歌を手がける「ねぐせ。」は、MVがTikTokで話題となり、総再生回数9億回を超えるなど、若い世代を中心に支持を受ける注目の存在。ボーカル＆ギターのりょたちは、主題歌「サンデイモーニング」について、「『がんばれ！｣と背中を押す訳ではなく、『ありのままの姿で大丈夫だよ』と、背中を支えてあげられるような曲」と、コメントを寄せた。

予告編は、安希子がアイドルから華麗なるキャリアチェンジをし、クライアントとのミーティング、友人とのワインパーティなど、港区女子のようなきらびやかな日々を送るさまを映す。しかしある日の通勤途中、突然足が動かなくなる。メンタルを病み、仕事を辞め、貯金残高は10万円。汚部屋に住み、アイドル時代の服は着られなくなり、彼女持ちのクズ男との恋愛にも振り回され、仕事もうまくいかない。そんなどん底の日々に、「幸せになりたーい！」と思わず川に叫ぶ安希子が切り取られている。

そんななか、友人から都内の一軒家で一人暮らしをする56歳のサラリーマン、通称ササポン（井浦）との同居を勧められる。貯金も底がつき、背に腹は代えられないと始めた奇妙な同棲生活。もがいて、泣いて、人生に奮闘する安希子の姿が、他人事には感じられなくなる映像に仕上がっている。

メインビジュアルでは、元アイドルとは思えないオーラゼロの部屋着姿で、入らなくなったアイドル衣装を肩にかけ、さまざまなアイテムが頭に乗っている安希子と、ステテコパンツ姿のササポンが寄り添う。新たなバディムービー誕生を予感させる、ポップな仕上がりとなった。さらに、紙兎ロペとのコラボも実現。映像では、安希子役の深川がチワワに、ササポン役の井浦がナマケモノに大変身し、ロペとアキラと夢の共演を果たしている。

「人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした」は、11月3日から全国公開。「ねぐせ。」のりょたちのコメント（全文）は、以下の通り。

■りょたち（「ねぐせ。」）

この度、映画「人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした」の主題歌を担当させて頂くことになりました！　｢サンデイモーニング｣という楽曲で、今回ねぐせ。で初の映画主題歌であり、初の書き下ろし曲でもありました。映画を見させていただき、ササポンの人間性にとても感動したため、安希子にとって、ササポンのような曲を作ろうと考えました。その理由は｢がんばれ！｣と背中を押す訳ではなく、｢ありのままの姿で大丈夫だよ｣と、背中を支えてあげられるような、そんな曲がこの映画にはピッタリだと考えたからです。この映画と共に｢サンデイモーニング｣が沢山の方の心の支えになりますように。