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「アントニオ猪木をさがして」予告編公開、福山雅治がナレーション

2023年9月13日 07:00

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画像1(C)2023「アントニオ猪木をさがして」製作委員会

俳優で歌手の福山雅治が、伝説的なエピソードを数々残してきたアントニオ猪木さんのドキュメンタリー映画「アントニオ猪木をさがして」でナレーションを務めることが発表された。併せて、福山の語りに乗せた予告編とポスタービジュアル、そして上京当時の18歳の福山が、アルバイト先で猪木さんと遭遇し撮影した記念写真も披露された。

本作は、新日本プロレス創立50周年企画で、偉人、カリスマ、挑戦者、変人、異端児、最強、英雄……果たしてアントニオ猪木とは一体どんな人物だったのか? そして我々にとって、アントニオ猪木とはいかなる“存在”だったのか? に迫る映画だ。

「元気ですか!?」「馬鹿になれ!」など、誰もが一度は耳にしたことのある猪木さんの発した<言葉>の数々を切り口に、“挑み続けた男・アントニオ猪木”の真の姿に迫っていく本作は、猪木に影響を受け、猪木を追い続ける様々なジャンルの人物がそれぞれの視点と場所で“人間・アントニオ猪木”を語るドキュメンタリー、テレビや試合会場などで猪木さんの<言葉>から力をもらったファン視点で、80年代の少年、90年代の青春、2000年代の中年の人生ドラマとして描き出す短編映画、そして、猪木の生命力、凄み、美しさが存分に味わえる貴重なアーカイブ映像やスチルの紹介という3つの要素から構成される。

画像2

ラジオパーソナリティとしての顔を持つ福山は猪木さんの波乱万丈の人生を、落ち着いたトーンで、時に優しく時に熱く、見る者の心のひだに触れてくるように語りかけ、また、アントニオ猪木をリスペクトする福山は、猪木さんの入場テーマ曲「炎のファイター」を主題歌「炎のファイター~Carry on the fighting sprit~」として新たにプロデュースし、映画に令和の‘闘魂’を注入した。

故郷・長崎から上京し、ピザ屋でアルバイトをしながら夢を叶えるために日々を過ごしていた福山が初めて遭遇した著名人が、猪木さんだった。その後、芸能界で躍進を続ける福山は、東京ドームライブを開催する際、ドーム興行を何度も成功させていた猪木さんとの対談も実現したという。

※元画像が小さいため画像が荒くなっています
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プロレスファンとしてだけではなく、人生の転換期での偶然の出会い、その際にかけられた言葉など、福山の人生に少なからず影響を与えたといっても過言ではないアントニオ猪木という存在。本作のナレーションと主題歌の打診をプロデューサーよりされた頃、福山はコロナ後、数年ぶりの発声ライブの開催準備など超多忙を極めた中ではあったが快諾したという。そんな福山のナレーションは、猪木さんの言葉と相まって映画を見る者の心に染み入り、深く刻まれていく。今作への参加について福山は、30年以上にわたる芸能活動の中でも大きな驚きであり大きな喜びであると、コメントを寄せている。

予告映像では、アントニオ猪木のブラジル時代を知る人の貴重な証言や、生前の猪木さんVS猛者たちとのファイトシーン、オンオフ含めたショットの数々に加え、猪木さんから影響を受けてきた出演者たちの熱い語りや思いなどで様々な視点・表現方法で構成され、それを福山のナレーションとプロデュースした主題歌でまとめ上げることにより、アントニオ猪木を知る人知らぬ人、全ての人に元気と闘魂が注入される超胸アツの内容となっている。

本作ドキュメンタリーパートに、有田哲平(芸人)、海野翔太(プロレスラー)、オカダ・カズチカ(プロレスラー)、神田伯山(講談師)、棚橋弘至(プロレスラー)、原悦生(写真家)、藤波辰爾(プロレスラー)、藤原喜明(プロレスラー)、安田顕(俳優)。短編映画パートに、田口隆祐(プロレスラー)、後藤洋央紀(プロレスラー)が出演する。映画は10月6日に公開される。

福山雅治コメント全文
この度、映画「アントニオ猪木をさがして」のナレーションおよび主題歌のオファーをいただいたことは、30年以上にわたる僕の活動の中でも、とても大きな驚きであり大きな喜びでした。
僕にとって猪木さんは、物心ついた頃から現在そして未来に至るまで、いつの時代においても最強のスーパーヒーローです。
今作では猪木さんの入場テーマ曲である「炎のファイター」をプロデュースするという大役をいただいたことに、誠に勝手ながらご縁を感じております。
というのも、僕が「音楽で食べていくんだ」という、周りからしてみれば馬鹿げた夢を持って18歳で長崎から上京した直後、東京で初めて出会った著名人が猪木さんだったのです。
当時、新宿区百人町でアルバイトをしていたピザ屋さんのオープン記念に猪木さんがいらっしゃったんです。
その時、集合写真の撮影では図々しくも猪木さんの隣に立たせていただきました。
その写真は僕にとって一生の宝物となっています。
2023年の今「炎のファイター」という楽曲を、54歳の自分がプロデュースし演奏できるということに深い感慨を抱いております。
その喜びと猪木さんへのリスペクトから、今回のレコーディングはいつも以上に気合いが入り、予定していたスケジュールを大幅に超えるほど夢中になって演奏やサウンドディレクションをしていました。
結果、心揺さぶるサウンドに仕上がったと自負しております。
アントニオ猪木をさがして」。
つまりそれは「自身に受け継がれた闘魂の現在地、そして道行をさがす」ということと解釈しています。
プロレス、ビジネス、発明、政治。
猪木さんの闘魂を源泉とした数々の表現は、これからも僕の心を焚き付け続けることでしょう。

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