タランティーノ監督の引退作、カリフォルニア州の税優遇措置を獲得
2023年9月12日 15:00

クエンティン・タランティーノ監督の次作「ザ・ムービー・クリティック(原題)」が、カリフォルニア州の税優遇措置を獲得したことが明らかになった。
「ザ・ムービー・クリティック(原題)」は1970年代を舞台に、ある映画評論家を主人公にした映画。タランティーノ監督は長編映画10本で引退すると宣言しており、本作がその10作目にあたることから、引退作になるとみられている。
2000万ドルの税優遇措置を獲得したことをうけて、タランティーノ監督は米Deadlineの取材に対し「この地で映画監督を始めた私にとって、映画の都で最後の作品を撮影するのは当然のことだ」と話す。さらに、「ここのクルーはこれまでに仕事をしたなかでも最高だ。ロケーションも素晴らしい。プロデューサーたちと私は、ここロサンゼルスで10本目を製作できることに非常に興奮している」と明かした。
なお、本作のキャストは明らかになっていないものの、米俳優組合のストライキが終結するのを待って、クランクインするものとみられている。
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

キャンドルスティック
【予告編だけでこんなに観たくなること…ある!?】阿部寛、10秒でAIを騙す――狂おしいほど面白そう
提供:ティ・ジョイ

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった“1秒”で爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

すさまじい“魂震作”だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント