仏俳優・プロデューサーのエルザ・ジルベルスタインがディオール映画を製作

Photo by Kristy Sparow/Variety via Getty Images

「シモーヌ　フランスに最も愛された政治家」やセザール賞を受賞した「ずっとあなたを愛してる」で知られる仏俳優エルザ・ジルベルスタインが、世界的デザイナーのクリスチャン・ディオールを描く伝記映画を製作することがわかった。

米バラエティによれば、新作は第二次世界大戦後の1947年のパリから物語がはじまり、ディオールがビジネスパートナーの女性レイモンド・ゼナケーとファッション帝国を築き上げながら、年下の青年ジャック・ベニタと熱烈な恋に落ちる10年と、3人の複雑な三角関係を描くという。ジルベルスタインはレイモンド役を演じる。

ジルベルスタインの母が、70年代から長きにわたりクリスチャン・ディオールのパフューム部門で働いていたとのこと。新作はジュリアン・テセールが脚本を執筆しており、ジルベルスタインの製作会社ソニア・フィルムズとオディール・マクドナルドがプロデュースする。

なお、ディオールを題材にした新作はほかに、ベン・メンデルソーンがディオール役、ジュリエット・ビノシュがココ・シャネル役で主演するアップルTV＋のドラマ「The New Look（原題）」が控えている。

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