映画.comでできることを探す
作品を探す
映画館・スケジュールを探す
最新のニュースを見る
ランキングを見る
映画の知識を深める
映画レビューを見る
プレゼントに応募する
最新のアニメ情報をチェック

フォローして最新情報を受け取ろう

検索

ハリウッドで異例の事態 スト解決へ大手メディア企業CEOが緊急会合

2023年9月2日 11:00

リンクをコピーしました。
画像1Photo by David McNew/Getty Images

ハリウッドでダブルストライキが続くなか、異例の事態が発生した。米Deadlineが報じたところによると、Netflixやディズニー、ユニバーサルなど大手メディア企業のCEOが、スト解決への道筋を見つけるべく緊急会合を開いたのだ。

ストライキはすでに数カ月にわたって続いており、その影響は業界全体に広がっている。新作映画の製作がストップし、テレビ番組も次第に減少。これにより、多くの人々が仕事を失っている。

米脚本家組合(WGA)や米俳優組合(SAG-AFTRA)といった労働組合の交渉相手は映画会社、テレビ局、配信プラットフォームなど350社が所属する業界団体Alliance of Motion Picture and Television Producers(AMPTP)であり、会長を務めるキャロル・ランバルディーニーが交渉を一手に引き受けてきた。

だが、その交渉が停滞していることから、AMPTPのなかでも発言権のあるNetflixのテッド・サランドス、アマゾンのジェニファー・サルケ、ディズニーのデイナ・ワルデンとアンドリュー・バーグマン、ユニバーサルのドナ・ラングレー、ワーナー・ブラザース・ディスカバリーのデビッド・ザスラブらCEOが緊急会合を持ったという。

彼らが危機感を持っているのは、WGAとの再交渉に失敗したためだ。AMPTPはストライキ開始からずっと無反応だったが、ストライキ102日目となる8月11日にWGAにようやく対案を提示。WGAはこれを歓迎し、再交渉のテーブルについた。だが、この席で話がまとまらないと、AMPTPはすぐに自らが提示した対案を公表。公正な条件提示を行ったことを世間にアピールする狙いがあったようだが、強気なAMPTPの姿勢は反発を呼び、WGAやSAGの一体感をより強固にしてしまった経緯がある。これを受けて、AMPTPは危機管理を専門とするPR会社と契約を結んでいる。

緊急会合の目的は、AMPTPのトップが意見交換をすることで、一枚岩を維持することだ。関係者によれば、NetflixはすでにWGA側の要求を了承する用意があるというが、それを許すと分裂が発生してしまう。ストの解決のみならず、スト後を見据えた話し合いが行われているようだ。

Amazonで関連商品を見る

関連ニュース

映画.com注目特集をチェック

関連コンテンツをチェック

おすすめ情報

映画ニュースアクセスランキング

映画ニュースアクセスランキングをもっと見る