アマプラが「ペリフェラル 接続された未来」のシーズン2更新を撤回
2023年8月24日 15:00

シーズン2への更新が決定していた米Amazon Prime Video(アマゾンプライムビデオ/アマプラ)のオリジナルドラマ「ペリフェラル 接続された未来」が、1シーズンのみで打ち切られることがわかった。米Deadlineが独占で報じている。
米作家ウィリアム・ギブソンによる同名小説をドラマ化した同作は、アメリカの田舎町で暮らすフリン(クロエ・グレース・モレッツ)のもとに未来から接触があったのを機に、人類の運命を左右する出来事に発展する壮大なSFサスペンス。ヒットドラマ「ウエストワールド」のクリエイターコンビ、ジョナサン・ノーラン&リサ・ジョイ率いる制作会社キルター・フィルムズとワーナー・ブラザース・テレビジョン、アマゾン・スタジオによる共同制作のもと、「シンプル・プラン」の原作・脚本で知られるスコット・B・スミスが企画・製作総指揮を務める。
Deadlineによれば、シーズン1の配信終了から間もない今年2月にシーズン2への更新が決まり、2024年の配信に向けて制作準備に入っていたところに米脚本家組合(WGS)のストライキが勃発。さらには米俳優組合(SAG-AFTRA)もストライキに突入したことで、スケジュールの見通しが立たなくなったのが原因だという。
たった1番組の制作が遅延しただけとは言え、それが雪崩式に24年~25年の制作・配信スケジュールに影響を与えることになるだけではなく、ストライキで制作が中断している間もシーズン1で使用したセットをキープするとなると、費用は膨大になってしまう。
ダブルストライキの行方が不透明ななか、これを皮切りにシーズン更新が撤回されてしまうドラマシリーズが続々と出てくる可能性も否定できないだろう。
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