「ワンダーウーマン」を超えるアクション! ガル・ギャドット主演「ハート・オブ・ストーン」 役作りの秘訣は12年間の“ダンス経験”
2023年8月5日 09:00

ガル・ギャドットが、Netflix映画「ハート・オブ・ストーン」の撮影現場を振り返るインタビューを映画.comが独占入手した。アクションシーンや、ダンス経験を生かした独自の役作りについて語っている。
「ワンダーウーマン」「ワイルド・スピード」シリーズでお馴染みのギャドットが演じるのは、敏腕スパイ“レイチェル・ストーン”。高い身体能力と天才的頭脳を誇り、“有能すぎて”イギリスの諜報機関MI6と、世界平和のために活動する秘密組織チャーターの2つの組織に所属する超一流エージェントだ。

ある時、武装組織に仲間を殺されたレイチェルは、組織の目的が、世界中のシステムを操作できるテクノロジー“ハート”を手に入れることだと知る。スマートフォンから飛行機の操作まで、あらゆる機械にアクセスできる装置である“ハート”が悪用されると、世界は崩壊の危機に陥ってしまう。奪われた“ハート”を奪還するため、レイチェルは敵組織の足取りを追うが、その背景には予想を超えた事態と驚がくの黒幕が待ち受けていた。
これまで幾度もアクションに挑戦し、観客を魅了してきたギャドットだが、「『ハート・オブ・ストーン』は今までの作品の中で最もアクションシーンが多い作品」と語り、過去作を超える迫力のバトルが描かれていると話す。ギャドットは過去に2年間イスラエル軍の戦闘インストラクターとして兵役についていた経験があり、身体を使う作品に出演する際は、その経験を活かした独自のトレーニングを行うという。

ギャドットは、「肉体的な面では、しっかりと役にあったワークアウトのプランを用意します。食事ももちろんそれに合わせてメニューを組むし、睡眠もなるべく取るようにしています」と徹底ぶりを明かす。本格的なトレーニングを経て繰り広げられるアクションは、銃撃戦や肉弾戦において圧倒的な戦闘スキルを見せつけるだけでなく、上空で爆発する飛行船から飛び降りたり、滑空しながら戦闘を繰り広げたり、全編を通してクライマックス級の迫力を感じさせる。
本作では特に接近戦に力を入れたといい、銃を持った相手に次々と組手を繰り出して敵を素手で制圧する場面や、自分よりも大柄な相手の力を利用して攻撃を繰り出すシーンなど、華麗な接近戦が展開する。ギャドットは「12年間ダンスをやっていたので、その動きが接近戦の動きの助けになってました」と独自の役作りについて告白し、「私は接近戦の撮影が一番好きです。ダンサーだった頃から振付を覚えるのが得意で、接近戦の時の格闘術の動きも振付の一種だと思っています」とコメント。「本質的にはダンスとアクションは同じなのです。接近戦を演じている時は、一番自分が本領発揮できているように感じています」とダンスの経験が糧になっていることを明かした。
「ワンダーウーマン」をはじめアクションに定評のあるギャドットは、「どの映画の時も自分の限界までやりきった、これが最高のクオリティだと思うのですが、次の作品が来るとまだまだできるのだと気づかされます。本作をさらに完璧なものにするため、準備は徹底してきました」と自信をにじませる。一層、磨きがかかったギャドットのアクション劇に期待が高まる。
「ハート・オブ・ストーン」は、8月11日よりNetflixで独占配信。
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