松田龍平、ドラマ「ケンシロウによろしく」に主演! 「北斗の拳」で暗殺拳を学び、なぜか凄腕マッサージ師となる男役
2023年8月1日 12:00

松田龍平が、ジャスミン・ギュ氏の人気コミックをドラマ化する「ケンシロウによろしく」で主演を務めることがわかった。復讐のために「北斗の拳」を読んで暗殺拳を学び、なぜか史上最強の凄腕マッサージ師となる主人公・沼倉孝一を演じる。
原作は、「ヤングマガジン」(講談社刊)にて連載中で、数多の芸人たちから「笑いのセンスが高い」と評され話題となった同名コミック。DMM TVオリジナルドラマ第1弾となっており、「地獄の花園」やドラマ「ブラッシュアップライフ」などのヒットメーカー、バカリズムが脚本を担当。「地獄の花園」などでタッグを組み、唯一無二の世界観を映像で表現してきた関和亮をはじめ、スミス、中山佳香が監督を務める。
松田は、幼い頃に母を奪ったヤクザに復讐するため、愛読書「北斗の拳」を読み込み、なぜか一流の技術を持つマッサージ師となった孝一役。松田は、オファーを受けた感想を、「なんで自分にオファーをくれたのか不思議なくらいムキムキな役だったので不安でした。でも、ちょうど筋トレ始めようかと思っていたところだったから丁度いいなと思いました」と明かす。さらにバカリズムによる脚本について、「声出して笑いながら読みました。独特なセリフ回しと、心の声がほんと、面白かったです」と語っている。
マッサージ師を演じるにあたって、松田は「指圧のシーンは漫画っぽい大袈裟なポーズだったり、マッサージといっても戦っているような描写で描かれたりするんですけど、現場にはちゃんと指圧の先生がいてくれて、実際に効果のあるツボを正確に押さなくてはいけなかったから、思ったよりかなり大変でした」と述懐。松田とは初タッグを組むバカリズムは、「設定のバカバカしさと、松田さんの真剣な表情がマッチしていて、ピッタリだと思いました。松田さんが決まった時点で、面白くなるのが確定した感じがありました」と、太鼓判を押している。
あわせて披露されたキービジュアルでは、「北斗の拳」のコミックスが舞うなか、白いケーシーの上に、ケンシロウ風の黒いレザーベストをまとった孝一を活写。復讐心に燃える鋭い眼光を放ち、「戦いに向かう直前」といった緊迫感のある姿だ。
「ケンシロウによろしく」は、9月22日からDMM TVで独占配信。なおコミック最新作の第7巻は、8月4日に発売される。松田、バカリズムのコメント(全文)は、以下の通り。

なんで自分にオファーをくれたのか不思議なくらいムキムキな役だったので不安でした。
でも、ちょうど筋トレ始めようかと思っていたところだったから丁度いいなと思いました。
声出して笑いながら読みました。独特なセリフ回しと、心の声がほんと、面白かったです。
真剣に喋れば喋るほどふざけた役だなという感じで、助手の里香がツッコミを入れてくれるのでそこは安心でした。
漫画のイメージを映像にする上で、撮り方だったり工夫が必要な脚本だったので、そういうところは監督に任せようと思ってました。
指圧のシーンは漫画っぽい大袈裟なポーズだったり、マッサージといっても戦っているような描写で描かれたりするんですけど、現場にはちゃんと指圧の先生がいてくれて、実際に効果のあるツボを正確に押さなくてはいけなかったから、思ったよりかなり大変でした。
良い勉強になりました。指圧うまくなりました。
自分も好きな漫画なので、原作の面白さを損なわないように、原作ファンの方に怒られないように気を使いながら書きました。
プロデューサーさんから定期的に送られてくる、撮影現場の写真を見るのが楽しかったです。
設定のバカバカしさと、松田さんの真剣な表情がマッチしていて、ピッタリだと思いました。
松田さんが決まった時点で、面白くなるのが確定した感じがありました。
沼倉とケンシロウ風の男が対峙するシーンが好きで、ぜひドラマにも入れさせて欲しいとお願いしました。
ギャグ漫画ではありますが、悲しい過去を背負った男の復讐劇でもあるので、笑いながらも最後は感動できる物語になっていると思います。
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