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岸優太の天然&愛され座長ぶりが炸裂! 観客への「感じるな、感じろ」メッセージに総ツッコミ

2023年7月25日 20:32

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むちゃぶり→一発ギャグ中の岸優太
むちゃぶり→一発ギャグ中の岸優太

岸優太の映画初主演作「Gメン」の完成披露舞台挨拶が7月25日、東京・江東区の豊洲PITで行われた。岸をはじめ、竜星涼恒松祐里矢本悠馬森本慎太郎りんたろー。吉岡里帆高良健吾、尾上松也、田中圭ら豪華キャストと、瑠東東一郎監督が登壇した。

本作は、2014~18年に「週刊少年チャンピオン」(秋田書店刊)で連載された小沢としお氏の同名漫画を映画化するもの。問題児ばかり集う武華男子高校1年G組に転校してきた門松勝太(岸)が、クラスメイトや上級生といった仲間たちと全力で生きる姿を、アクションと熱い友情とともに描く。

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この日は「Gフェス」と銘打たれたイベントに、約600人の観客が詰めかけ、会場は大盛り上がり。映像が上映され、そのスクリーンの裏から、横一列にずらりと並んだキャストが姿を見せると、割れんばかりの歓声が響き渡った。岸は冒頭で、演じた勝太について、「本当に熱いキャラクターで、ほぼ岸みたいな感じ、本当にいいヤツです。イケてると思います、めちゃくちゃ盛れてます」と、岸らしい言葉で語った。伝説の不良グループ「Gメン」のメンバーである高校2年生・伊達薫役の高良は、「この年齢で高校生役が来ることが嬉しかったですが、できないな……と思っていたら、圭さんも、りんたろー。さんもいたので……(笑)」と、ふたりに勇気をもらっていたと明かし、笑いを誘っていた。

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本作の魅力のひとつは、岸、竜星、矢本、森本、りんたろー。ら、1年G組メンバーの男子校全開のノリ。この日もわちゃわちゃしている5人の空気を見て、G組メンバーの担任で、一見清楚ながら、暴力的な一面も持つ瞳先生に扮した吉岡は「本当にこんな感じで、皆さん、仲が良くて。でも皆さん、誰が1番面白いことを言えるか、競っていたイメージがあるんですよね」と暴露する。

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森本が、「撮影の合間に、その場で考えた一発ギャグを、めちゃくちゃやっていました。あんまりウケなかったですけどね……」といい、岸が「ぼくもやってました。ギャグのぶつけ合いで……」と話すと、すかさずここでG組メンバーから、「岸、めっちゃ面白いやつ(ギャグ)あったよね?」とむちゃぶり。一時は逃れるも、改めてりんたろー。から「Gメンギャグあったよね?」とフリ直され、岸は観念した表情で、「かめはめ波~! 背水の陣、危ない危ない」という1発ギャグを披露し、会場には万雷の拍手が響き渡った。岸は「いいですよ、俺だけ好感度爆上がりですから」と、安堵した表情を浮かべていた。

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その一連のやりとりを、戦々恐々とした表情で見ていたのが、高良&田中。田中は、「ずっとこんな感じでした。いまも皆の絡みが怖くて、俺一言もしゃべってない。関わっちゃいけないみたいな……」と訴える。高良も、「圭さんは冷静だったんですが、僕はふられるのが怖くて、遠くから見ていました」と、こわごわと語っていた。

さらに劇中には、アドリブシーンも非常に多く、ポップな笑いを生み出している。岸、竜星との共演シーンを振り返り、吉岡は「今日も岸くんのファンが、大勢来てくださっているじゃないですか。彼にとんでもない暴言を吐いているので、嫌われないか心配です」と明かす。続いて、「吉岡さん、僕の顔を見て、『顔が面白い』って笑うんですよ」という竜星の言葉に、吉岡は「顔が整い過ぎて、小さ過ぎて面白かったんです」「岸くんと竜星くんが仲良くて、ずっと面白い話をしているので、面白いエキスが空間に出ていて、感染しましたね。魔物がいました」と振り返った。瑠東監督は、アドリブ合戦になかなかカットをかけなかったそうで、竜星は「監督からの演出は、『岸を困らせてくれ』だけでした」、岸は「日々テンパって、地獄でした」「自分もたまにハプニング的に笑いがとれると、帰りは、うまい飯が食えました」と語っていた。

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イベント終盤に、岸の「この夏は!」の掛け声で、観客が「Gメン!」と声を揃える演出があり、ここでも岸の天然&愛され座長ぶりが炸裂。岸の「Gメン」のイントネーションがユニークで、登壇陣からつっこまれながらも、最後にはしっかりと声を張り、会場全体をひとつにしていた。そして、最後のメッセージを求められた岸は、「僕が伝えたいことは、『感じるな、感じろ』です」と衝撃発言をかまし、またも登壇陣から総ツッコミ。「すみません、『考えるな、感じろ』ですね」と訂正し、最後まで大爆笑をかっさらっていた。

Gメン」は、8月25日から全国公開。


【「Gメン」あらすじ】

4つの女子高に囲まれた私立武華男子高校に、「彼女を作りたい」という理由だけで転校してきた高校1年生の勝太。しかし彼が入ったクラスは、校舎から隔離され教師たちも怯える問題児集団・1年G組だった。勝太は荒れ果てた教室やクセの強いクラスメイトたちに驚きながらも、恋に友情にと楽しい日々を過ごす。しかしそんな彼らに、都市伝説と化している不良グループ「Gメン」が死闘の末に潰したはずの凶悪組織「天王会」の魔の手が迫っていた。

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