「あいつらに見つかったら終わりだからな!」 齊藤工監督×窪田正孝「スイート・マイホーム」主題歌入り予告公開
2023年6月16日 08:00

齊藤工が監督、窪田正孝が主演を務める「スイート・マイホーム」の予告と本ビジュアルが、このほど公開された。映像では、尾崎世界観が書き下ろし、yamaが歌唱を担当した主題歌「返光(Movie Edition)」の一部が使用されている。
2018年の第13回小説現代新人賞を受賞した神津凛子氏の同名デビュー作(講談社文庫刊)を映画化。窪田が、奇妙な事件に巻き込まれていく主人公・清沢賢二を演じ、蓮佛美沙子、奈緒、窪塚洋介、中島歩、里々佳、松角洋平、根岸季衣が共演している。
極寒の地・長野県に住むスポーツインストラクターの清沢賢二は、愛する妻と幼い娘のために念願の一軒家を購入する。“まほうの家”とうたわれたその住宅の地下には、巨大な暖房設備があり、家全体を温めてくれるという。理想のマイホームを手に入れ、充実を噛みしめながら新居生活をスタートさせた清沢一家。だが、その温かい幸せは、ある不可解な出来事をきっかけに身の毛立つ恐怖へと転じていく。
予告では、やっと手にした幸せの象徴でもあるマイホームで事件が起こり、血相を変えて帰宅する賢二の姿から始まり、次の場面では“誰かの死体”が映し出されている。妻・ひとみ(蓮佛)のアリバイを賢二に聞き出そうとする警察。一方のひとみも「誰かに見られている感じはずっとあった」と恐怖に怯え、さらに「家に誰かがいた」と主張する。そんななか、赤ん坊の次女・ユキが忽然と姿を消す。「お前、何も見えてないのか。あいつらに見つかったら終わりだからな!」と兄・聡(窪塚)に叱責され、賢二は子どもを探しにが地下に向かうのだが……予告に映し出しているのは、ストーリーの序盤。本編ではさらに身の毛立つ恐怖へと転じていく。
本ビジュアルデザインは、イラストレーター・羽鳥好美が書き下ろした本作の世界観を表現したイラストを基に、グラフィックデザイナー・大島依提亜が手掛けたもの。賢二の背後のシルエットに、賢二・ひとみ・聡の3人に加え、賢二たちが住む「まほうの家」を建築する住宅会社社員の本田(奈緒)や、賢二の長女・サチが重なり合っている。濃密な「秘密・謎・不気味さ」が渦巻くホラー・ミステリーを予感させる仕上がりだ。
「スイート・マイホーム」は、9月1日から全国公開。なお、ムビチケ前売券(カード)が本日6月16日から発売開始。オンライン通販用の特典は、齊藤監督が撮影した窪田、蓮佛、奈緒、窪塚のポートレート写真のポストカード。劇場販売用の特典は、本ビジュアルを手掛けた大島が、イラストレーター・サイトウユウスケと共に創り出したオルタナティブビジュアルのポストカードとなっている。
(C)2023「スイート・マイホーム」製作委員会 (C)神津凛子/講談社
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