「ジョジョ」初の舞台化 ミュージカル「ファントムブラッド」24年2月に帝国劇場で上演
2023年6月1日 22:00

荒木飛呂彦氏の漫画「ジョジョの奇妙な冒険」のミュージカル化が発表され、帝国劇場の2024年2月公演として上演されることがわかった。「ジョジョ×帝劇」のビッグプロジェクトとして、シリーズ第1部「ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド」をベースに、初めて舞台化される。
累計発行部数1億2000万部を誇る荒木飛呂彦の漫画「ジョジョの奇妙な冒険」は、ジョースター一族とディオ・ブランドーらの世代・時空を超えた戦いを描く人気シリーズ。「人間讃歌」をテーマに、頭脳戦と肉弾戦、熱いストーリーテリング、さらに独自のポージング(通称・ジョジョ立ち)をはじめとする大胆かつ緻密な作画、独創的でインパクトあふれるセリフまわしや擬音など、唯一無二の世界観と表現が支持されている。これまでに、アニメ、実写映画、ドラマ、ゲーム、小説などのメディアミックスが行われたほか、原画展の開催やハイブランドとのコラボなども実施されている。

第1部「ファントムブラッド」は、19世紀末のイギリスを舞台に、主人公ジョナサン・ジョースター(ジョジョ)と、ジョジョと運命的な出会いを果たすディオ・ブランドーを中心に、謎の石仮面をめぐる熱き戦いと奇妙な因縁がつづられる。ミュージカル版は、そんな「ジョジョ」の世界観を、100年以上の歴史を持つ演劇の殿堂・帝国劇場ならではのスケール感と豪華絢爛な装いが際立つグランド・ミュージカルとして昇華させる。
ミュージカルを手がけるスタッフ陣は、演劇界が注目する気鋭のクリエイター陣が集結した。演出を務めるのは、独自の身体表現を駆使したパフォーマンスや演出で注目され、荒木氏の作品で唯一舞台化された「死刑執行中脱獄進行中」(15年上演)で演出・構成・振付を手がけた長谷川寧。さらに、フランスを代表するミュージカル作曲家であり、「1789 -バスティーユの恋人たち-」をヒットに導き、帝国劇場11月公演の「LUPIN ~カリオストロ伯爵夫人の謎~」の上演も控えるドーヴ・アチアが音楽を手がけ、舞台版「僕のヒーローアカデミア」の初演から演出を担ってきた元吉庸泰が脚本を執筆する。
ミュージカル「ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド」は、24年2月に帝国劇場で上演。
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