凄惨な悪魔祓い描く ラッセル・クロウ、ホラー映画初主演作「ヴァチカンのエクソシスト」7月14日公開
2023年5月12日 07:00

アカデミー賞俳優ラッセル・クロウ主演のホラー作品「The Pope’s Exorcist」が「ヴァチカンのエクソシスト」の邦題で、7月14日から公開される。あわせて、日本版予告(https://youtu.be/8QR-nKlnWeQ)&日本版ポスターが披露された。
実在のチーフ・エクソシスト、ガブリエーレ・アモルト神父(1925年誕-2016年没)は、カトリック教会の総本山バチカンのローマ教皇に仕え、生涯で数万回の悪魔祓いを行った。本作は、アモルト神父が人間に取り憑いた邪悪な悪魔との壮絶な戦いを記した著書「エクソシストは語る(原題:An Exorcist Tells His Story)」を基にしている。
「ヴァチカンのエクソシスト」として知られたアモルト神父が何万回も行った悪魔祓いの体験を記録した2冊の回顧録「エクソシストは語る」とその続編はベストセラーとなった。回顧録の映画化権を得ようとしたプロデューサーは他にもいたが、誰も神父を説得できなかったという。神父は2016年に死去したが、それ以前に、本作のプロデューサー、マイケル・パトリック・カチュマレクが映画化権を取得することに成功した。
このほど公開された日本版予告編は、悪魔に取り憑かれた少年が血に染まった赤い鳥を口から吐き出し、恐ろしい声で自ら「神父を呼べ」と命令。バチカンから駆け付けたアモルト神父と対峙する、得体の知れない強力な悪魔の存在をまじまじと感じる映像となっている。
1987年7月サン・セバスチャン修道院。アモルト神父はローマ教皇から直接依頼を受け、憑依されたある少年の“悪魔祓い”(エクソシズム)に向かう――。変わり果てた姿。絶対に知りえないアモルト自身の過去を話す少年を見て、これは病気ではなく“悪魔”の仕業だと確信。若き相棒のトマース神父とともに本格的な調査に乗り出したアモルトは、ある古い記録に辿り着く。中世ヨーロッパでカトリック教会が異端者の摘発と処罰のために行っていた宗教裁判。その修道院の地下に眠る邪悪な魂。全てが一つに繋がった時、バチカンの命運を握る、凄惨なエクソシズムが始まる。
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