タイカ・ワイティティ監督＆マイケル・ファスベンダー主演の新作、11月全米公開

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米サーチライト・ピクチャーズがタイカ・ワイティティ監督の新作「Next Goal Win（原題）」の予告編を公開し、同作を11月17日に全米公開することを発表した。

マイケル・ファスベンダーが主演する本作は、2014年のドキュメンタリー映画「ネクスト・ゴール！　世界最弱のサッカー代表チーム 0対31からの挑戦」をもとにした作品。マイク・ブレット＆スティーブ・ジェイミソンが監督したオリジナル版「ネクスト・ゴール！」は、世界最弱と言われたアメリカ領サモアのサッカー代表チームにオランダ人監督トーマス・ロンゲンが就任し、厳しい指導のもと選手たちが2014年ワールドカップ・ブラジル大会の予選で初勝利を目指す姿を追った。

新作「Next Goal Win（原題）」は、ワイティティ監督がイアン・モリスと共同で脚本を執筆。ファスベンダーがトーマス・ロンゲン役を演じ、エリザベス・モス、ウィル・アーネット、リス・ダービーが共演、またサモア出身でワールドカップ予選に出場した初のノンバイナリーの選手ジャイヤ・サエルア役として、ファアファフィネ（サモア文化における第3の性）の俳優カイマナが出演している。

米バラエティによれば、本作は2019年11月にホノルルでクランクインし、2020年に撮影が終了したが、キャストの一人だったアーミー・ハマーが性的暴行で告発され、代役としてウィル・アーネットが再撮影に臨んだ。ワイティティ監督は「マイティ・ソー　バトルロイヤル」「ジョジョ・ラビット」などの大ヒット作で知られる。