マッツ・ミケルセンが来日! 悪役演じた「インディ・ジョーンズ」との“運命的”エピソード披露
2023年5月8日 13:00
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「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」に出演するマッツ・ミケルセンがこのほど来日を果たし、「大阪コミックコンベンション2023」(大阪コミコン2023/開催:5月5~7日)の特別ステージに登壇。「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」出演決定時のエピソードを披露した。
「インディ・ジョーンズ」は、スティーブン・スピルバーグ監督と、「スター・ウォーズ」シリーズのルーカスフィルムの豪華製作陣がタッグを組む、世界的な人気を誇るアドベンチャーシリーズ。ジェームズ・マンゴールド監督がメガホンをとった最新作では“人類の歴史を変える力”を持つ究極の秘宝「運命のダイヤル」がキーアイテムに。インディ・ジョーンズ(ハリソン・フォード)が、元ナチスの科学者フォラー(ミケルセン)と全世界を股にかけて陸・海・空と全方位で争奪戦を繰り広げる。
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特別ステージは、5月6日に開催。立ち見が出るほどの超満員の会場――ミケルセンの登場と同時に大きな拍手と割れんばかりの歓声があがり、会場のボルテージは一気にピークへと達した。ステージ上のミケルセンの一挙手一投足に、会場は黄色い歓声。MCの「もう30分マッツさんが手を振るだけでもいいかも知れないですね」というコメントに会場は爆笑に包まれた。
2017年の「東京コミコン」に続き、大阪コミコンでも来日を果たしたミケルセン。「日本のファンのことを気に入っているのでは?」とMCから聞かれると、通訳を待たずに「ハイ!」と日本語で即答してくれた。「世界でも日本のファンがベストです。日本のファンはとてもスイートで思いやりがあります。今日は時間が限られていますけれど、もっと時間がとれたらなと思っています」と日本のファンへの愛情を語り、会場のファンのハートを更に鷲掴みに。さらに「こんなにいい人なのにどうして悪役が似合うのでしょうか?」とのファンからの質問には「たぶん(発音の)アクセントが面白いからかな?」とユーモアを交えて語り「でも私自身は、悪役とはあまり思っていないんです。コインの裏表のようなダークサイドだと思っていて、それを出来るだけ表現するようにしています」と演技のポイントを明かしていた。
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そして「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」のオファーを受けた際は、“運命的”な出来事があったそうだ。
「とてもハッピーでした。実は、このオファーをいただく1週間前に、友人と話をしていたんです。彼は私に、『君は色々なフランチャイズに出たよね。マーベルも出たしスター・ウォーズも出たよね』と出演した作品をリストアップして、『あと出てないのはインディ・ジョーンズかな』と言っていたのです。そんな会話をしてから1週間後にオファーの電話を受けたんです。すぐにその友人に喜びのメッセージを送りましたよ」
フォードとの出会いについては「実は初めて彼に会った時には“ハリソン・フォード”に会ったというより、“インディ・ジョーンズ”に会ったのです。彼とは(撮影待機用の)トレーラーで会ったので、もうコスチュームも着ていて、ムチも持った状態だったんです。ですから、私が最初に会ったのは、“ハリソン・フォード”ではなく”インディ・ジョーンズ“だったんです」と述懐。
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自身が演じた悪役・フォラーについては「すべて話したいけれど、それを聞いた皆さんを消してしまわないといけない」と茶目っ気をみせつつ「今お話しできるのは、このキャラクターは科学者で1930年から40年代にドイツにいた人ということだけです。でもそれでピンと来る方いらっしゃるんじゃないでしょうか」とヒントを出していた。
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本作では、自身のどんなシーンを観てもらいたいかと問われると「私が演じるフォラーが登場していないシーンを、自分自身見るのがとても楽しみなのです。クレイジーだし、美しいシーンがたくさんありますので、公開日の6月30日を私自身も楽しみにしてるんです。自分が出たシーンで言いますと、電車での結構長いシーンがあります。あまり詳しくは言えないですが、かなりドラマチックで綺麗なシーンになってますので、是非楽しみにしてください!」とアピール。最後には日本のファンへ「皆さんこのままでいてください。皆さんはとても素晴らしい。そのままで変わらずいてください。また来ます!」と熱いラブコール。退場時には投げキッスと指ハートをプレゼントし、会場に集まったファンは歓喜に満ち溢れた。
「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」は、6月30日に公開。
フォトギャラリー
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