鈴木亮平、横浜の映画館に緊急出動! 「劇場版TOKYO MER」感謝の凱旋舞台挨拶に登壇
2023年5月8日 16:00
TBS「日曜劇場」枠で放送された本格救命医療ドラマを映画化した「劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室」(公開中)が、5月6日までの9日間で動員165万人、興収21.7億円を突破したことがわかった。主演の鈴木亮平と松木彩監督は5月7日、「待っているだけじゃ、伝えられない感謝がある」という想いから、物語の舞台であり、大規模撮影を実施した横浜に凱旋。同地の映画館を周り、多くの観客に感謝の気持ちを伝えるキャンペーンに奔走した。
オペ室搭載の大型車両・ERカーで、重大な事故・災害・事件の現場にいち早く駆け付け、「ひとりも死者を出さないこと」をミッションとする救命医療チーム「TOKYO MER」の活躍を描いた。劇場版では横浜・みなとみらいを舞台に、新たなライバル組織「YOKOHAMA MER」も活躍する。
鈴木と松木監督は、T・ジョイ横浜、横浜ブルク13、イオンシネマみなとみらいを周り、計4回の舞台挨拶に登壇。今回の舞台挨拶では、観客からの質問を受け付けることになった。そこでは、鈴木自身が、まるで“喜多見チーフ”のように映画館の中を縦横無尽に駆け回り、観客の元へ自らマイクを持って駆け寄る場面もあった。
「気にいっている台詞はなんですか?」と聞かれた鈴木は「『俺は千晶の夫だ』というセリフを見て、凄い台詞を書かれるなと思いました。究極の選択で悩む喜多見の姿が描かれる本作、この映画は、この台詞をどう言うかにかかってるなと思い、気を付けていた台詞です」と撮影秘話を披露。その他にも「どうやったら鈴木亮平さんのように外国語がうまくなりますか?」「おすすめの筋トレはありますか?」といった質問に対して、鈴木は和やかに応じていた。
舞台挨拶のラストには「今日は本当にありがとうございました。横浜のど真ん中で撮らせていただいたこの映画が、全国のたくさんの方に愛されていて、こんなに幸せなことはありません。こうやって皆さんの顔を見て挨拶した、この光景を僕の中に焼き付けて、今後も大事にしていきたいと思います」と語っていた鈴木。全ての舞台挨拶を終えた2人は、以下のコメントを残している。
鈴木「『待っていては、聞いてくれない質問がある』ということで、自分でも質問をもらいに行かせていただきました(笑)。実際に皆さんの顔を見てて、本当に満足した表情をしていたのが一番本当に嬉しかったですね。MERにとっては特別な場所なので1年前の撮影から見に来てくれて、繋がりを感じて嬉しかったです。僕はドラマの時から、子どもにも届いて欲しいと思っていました。子どもから『喜多見チーフ』って呼んでもらえたりすると子どもたちにも届いてるんだな、という嬉しい気持ちとホットした気持ちになります。そして、子どもからお手紙をいただいたんですよ。『私も喜多見チーフみたいなお医者さんになりたい』と書かれていました。TOKYO MERの『誰かのために頑張っている人がHERO』っていうメッセージが、子どもたちにも伝わっているっていうのが嬉しかったですね。今回『待っているだけじゃ伝えられない感謝がある』という気持ちで舞台挨拶に臨みましたが、感謝を伝えられたんじゃないかなと思います」
松木監督「老若男女、たくさんの方が来てくれていると聞いて、とても嬉しいです。観客動員や興行収入を聞いても、数字が大きすぎて実感がわかないですが、自分で劇場に映画を観に行った時、みんなの声やリアクションが聞こえると、『やってきてよかったな』という気持ちになり、得難い経験でした。思わず声がもれたりする…映画館で観るっていいなぁと改めて思いました」
夕方には野外シアターイベント「SEASIDE CINEMA 2023」とコラボし、横浜赤レンガ倉庫での一夜限りの特別上映(屋外上映)を予定していたが、荒天のためやむなく中止に。その会場を使用し、撮影でも使われた横浜赤レンガ倉庫やランドマークタワー、横浜みなとみらいの街並み、そして「T01」「Y01」の2台のERカーという映画の思い出が詰まった景色を背に、写真撮影を行った。
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