米脚本家組合がストライキ継続中 米監督組合も強硬姿勢
2023年5月5日 08:00

5月2日(現地時間)に米脚本家組合(WGA)が15年ぶりにストライキに突入したばかりだが、米監督組合(DGA)もストを辞さない強硬姿勢であると、米Deadlineが報じている。
アメリカでは映画会社、テレビ局、配信プラットフォームなど350社が所属する業界団体Alliance of Motion Picture and Television Producers(AMPTP)と、各労働組合が数年ごとに労使交渉を行い、労働条件を定めている。WGAは現行契約が満了となる5月1日までぎりぎりの交渉を行ったが決裂し、ストライキに突入している。
一方、DGAの契約は6月30日に満了を迎える。5月10日から更改交渉が行われるが、WGAと同様、動画配信サービスでの再生回数に基づいたロイヤルティ率のアップを最重要課題としているという。
DGAは2008年の契約更改時にインターネット配信におけるロイヤリティの獲得を実現。14年、17年、20年の契約更改でもロイヤルティ率をアップさせてきた実績がある。
ちなみに、DGAはストライキを1983年に1度だけ実施しているが、わずか3時間あまりで終わっている。今回の労使交渉が、DGAにとって2度目のストライキに発展するのか否かに、業界全体が注目している。
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