「ULTRAMAN」ファイナルシーズンのメインPV公開 主題歌はシリーズおなじみ「NOILION」「Void Chords」
2023年5月4日 15:00
5月11日からNetflixで全12話が一挙配信される「ULTRAMAN」FINALシーズンのメインプロモーションビデオが公開された。主題歌詳細も明らかになっている。
同作は、円谷プロダクションの特撮ドラマ「ウルトラマン」から約40年後の世界を、「鉄のラインバレル」を手がけた清水栄一氏(原作)と下口智裕氏(作画)が描くヒーロー漫画のアニメ化。かつてウルトラマンと同化していた早田進(CV:田中秀幸)の息子で、「ウルトラマン因子」を受け継ぐ早田進次郎(木村良平)が「ウルトラマンスーツ」に身を包み、等身大のヒーローとして平和を脅かす者たちと戦っていく。アニメ版は「攻殻機動隊 S.A.C.」の神山健治と「APPLESEED」の荒牧伸志が共同で監督を務め、2019年にシーズン1(全13話)、22年にシーズン2(全6話)がNetflixで配信されている。
メインPVは、炎に包まれた街にULTRAMANがたたずむシーンからスタート。「ウルトラマン信仰を殺すこと」「厄災となったウルトラマン」「ウルトラマンの呪い」といった、ULTRAMANを悪とみなすような言葉が飛び出し、暴走する進次郎の姿も描かれる。また、巨大なゼットンの姿や無重力弾を想起させるミサイルを構える嵐大介、ベムラーの「そこまで地球人が好きになってしまったのだよ」といったセリフなど、初代「ウルトラマン」を彷彿させる場面も盛り込まれている。
オープニング主題歌はシーズン2に参加した「NOILION」が担当。世界的ギタリストとして知られるMIYAVIとのコラボレーション楽曲「RAYS」で番組の開幕を彩る。エンディング主題歌「AVIATION」は、シリーズの視聴者にはおなじみの「Void Chords feat.Ryohei&Foggy-D」が歌う。
以下に神山、荒牧両監督と、主題歌アーティストからのコメントを掲載する。
いよいよFINALシーズンです。長く付き合ってきた「ULTRAMAN」シリーズに、このシーズンで区切りをつけることが、作り手として楽しみであり、同時に寂しくもあります。明確な最終回を作ることがなかなかできなくなってきている時代に、このような形でしっかりとシリーズを終わらせることができたのは、貴重な体験だったと感じています。前のシーズンからご覧になってくださっている方も、このシーズンから初めて「ULTRAMAN」をご覧になる方も、それぞれの楽しみ方でご覧になれますので、ぜひ繰り返し何度でもご視聴ください!
シーズン1を令和元年にリリースし(あのときはシーズン2があるなんて考えていませんでしたが)、続けてシーズン2を作らせていただいて、今回がシーズン3で、しかもFINALである、という話を聞いて最初に思ったのは、「ひとかけらのアイデア、一滴の努力の出し惜しみもせず、スタッフ、キャストのすべての力を注ぎ込んだ、これまでの集大成になるような終わりにしたい」ということでした。ウルトラマンという50年以上の歴史を持つビッグタイトルの原点から、ある意味直結するストーリーを紡げる幸福を感じながら、見ていただく皆さんに最高に楽しんでもらうべく、物語の展開とともに熱量が上がってゆくヒーローの姿を真正面から描くことを目指しました。ぜひ最後までお楽しみください。
ついに公開される「ULTRAMAN FINAL シーズン」!
今回はなんと……!! アーティストとして大先輩であるMIYAVIさんと共に「NOILION」が前作に続きオープニング主題歌を担当させていただいたことを大変光栄に思います。
世界の命運を背負いながら、苦難と葛藤に立ち向かい進む進次郎の姿。
幾多の運命が交差し、時にぶつかりながらも重なり合い進んでいく物語。
作品から溢れ出るメッセージに大きなインスピレーションを受け全ての音と言葉に熱とリスペクトを込めて楽曲「RAYS」を制作いたしました。
現代を生きる人々へ、「ULTRAMAN FINALシーズン」が未来への“光”となることを心から願っています。
「日本のヒーローが、世界を救う」
これだけで、日本人として、心躍るではありませんか。
いよいよファイナルシーズン、物語はどうなっていくのか。
世界は、そして進次郎くんは、どうなってしまうのか。
こちらもドキドキワクワクしながら「NOILION」との楽曲「RAYS」と共に駆け抜けていきたいと思います。
シュワッチ
ついにFINALを迎える「ULTRAMAN」、引き続きエンディングテーマを担当させていただきました。
世界の存亡を賭けた死闘のなか、非常に人間らしい屈託と、同時に自らの双肩にかかる未来と可能性をまっすぐに見つめ続ける進次郎達の“ヒーロー”と冠するにふさわしいまなざし、生き方そのものへ、そしてその姿を最大限の技術と、人間への讃歌と、エンターテインメイントに溢れた体験として描き切るこの物語に対して。
最大限のリスペクトを込めて、テーマ曲としてどこまでもクラシックで、どこまでも先進的なサウンドを以て、そして彼らの世界に見るその先の未来を想像したとき、私たちが受け取るべき言葉とは何か、というメッセージを以て、応答したいと思います。
本曲とともに、高く大地を蹴って、結末に、あるいはその先の未来に旅立てれば幸いです。
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